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Photo by
pupmoma
SNSが怖い。
SNSを開くと
「私事ですが、この度新しい命を授かりました」
「今日は〇〇のハーフバースデー!」
学生時代の友人が結婚し、子どもが生まれ、ライフステージが変わっていく。
2年前、同じ時期に結婚した友人はすぐに妊娠、出産し、子育て真っ最中。
妊活について話していた後輩はその後すぐにできちゃった婚。
二人目、三人目、どんどん大きくなる子どもたち。
…わたしは?
投稿される写真を見るたび、周りの友人たちが羨ましくてたまらなかった。
「ヤキモチ」「嫉妬」
そんな言葉で一括りに出来ないようなモヤモヤとした気持ち。
心無い「おめでとう」を送る、そんな自分に嫌気がさす。
ありがたいことに「ミュート機能」とやらが存在していたため、そちらを活用していた。
するとタイムラインがとてもスッキリして毎回モヤモヤしなくて済むようになった。
と思っていたのも束の間、子持ちの友人がわたしの趣味の投稿を見ていいねをくれた時に思ってしまった。
「本当はわたしだってそっち側(子育て)にいきたいよ」
なんて捻くれた考えだろう。
それから自分の投稿をあげなくなった。見られたくなかった、昔と何も変わらない自分を。悔しかった。何も変化のない自分が。
そしてわたしはフォロワーを整理した。
友人が100人いなくなった。
スッキリしたかったはずなのに、残ったのはなんだかモヤモヤとした気持ち。
そうだよね、何もなければいつまでも続いていた友人関係のはずなのにね。
さみしいね。さみしいよ。
だけどごめんね、自分の心を守らせてね。
いつか、また、再会できたらいいな。