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妊活、おやすみ期間。
妊活を始めて1年半、病院に通い始めて1年、現在までに人工授精を3回行ってきた。
不妊治療はゴールが見えない。
ただ真っ暗なトンネルの中をひたすら歩き続けている、だけ。
それが思い描いている未来に向かうのか、それとも夢のままで終わるのか、それはわたしにも病院の先生にだって、誰にもわからない。
たくさんのサプリメントを飲んでも、排卵のための薬を服用しても、何度注射を打っても、何にもならなかったとき、何も生まれなかった時、未来に繋がらなかった時の絶望感はとても大きい。
今までのわたしの努力はなんだったのか。
痛みに耐えてきた時間は?仕事を調整して病院に毎日通っていた労力は?
今までの全ての妊活への行動がなんの意味も持たなかった時、ただただ絶望するのだ。
わたしは排卵障害を持っている。
そのため着床しなかったからと言ってすぐに生理が来るわけでもない。
排卵しなかった時には生理が来ない。
「もしかしたら」と期待が膨らむ期間が生まれてしまうのだ。
ダメなら早く諦めさせてほしい。
時間があればあるほど考えてしまうのだ。
その「もしかしたら」が自分にとって辛いものとは思いつつ、たとえ1パーセントの可能性であっても、心の奥底で期待してしまうのだ。
毎月毎月それを繰り返すことで、ついに自分のメンタルに限界が来てしまった。
妊活のことを考えるのが、疲れたのだ。
排卵障害のため、薬を飲まないと卵胞が育たないし排卵しない。
だから病院に行かない=薬を飲まないと言うことは可能性がほぼゼロに近い。
だからこそ病院に行かないという選択肢は怖くて怖くてたまらなかった。
だけどそれより何よりまずは自分の心を大切にしよう、そう思ったのだ。
心が元気じゃないと、ね。
少し休憩したらまた頑張れるかな。
頑張りたいな。頑張ろうね。
夢に向かって。明るい未来に向かって。