またスマホを落とす
てんとう虫が洗いたての車の上を歩く。
洗車をしたあとは
綺麗な花に夢中になり写真を撮った。
鉢植えの受け皿などあちこち触った手で
スマホを触ったから粉っぽくなった。
「一旦外して洗うかな。」
そう思いカバーを外す。
…いやでもまだ他の花も撮りたいし、
私がスマホを裸で持つと危険だ。"落としそう"。
そう思った瞬間に、洗車後の油分のない手の
さらに粉っぽくなった指先から
スマホが逃げ出したのだ。えっ!
ドジョウかウナギか
そんなようなものが掴めないときみたいに
掴もうとする手からスルスルと逃げる。
あっ!
テンテカテン………コンクリートの上に落ちた。
画面は下を向いている。これは割れたのでは…?
おそるおそる拾ってみると無傷だった。
側面の角に小傷がある程度。
と、先日貼ったカメラのガラスカバーにヒビ。
予備があるから問題ない…し、これを貼ってると
写真のピントが合いにくい気がする。
衝撃で中の脳が悪くなっていないことを願いつつ
ひとまずホッと肩をなでおろした。
シリコンカバーしか付けてはだめな人。
カバー外した瞬間に落とすなんてへっぽこすぎだ。
☆・:*:・。
昨日は予定どおり洗車デー。
ぴっかぴかにしてガラスコーティングも。
ドアの内側までちゅるんちゅるん♪
毎日乗るからよく見れば小傷もあるし
固着したウォータースポットもいっぱいだ(笑)
手洗いでできる範囲でのピカピカだよ。
好きなことがひとつではないし
やっぱり1番は時間があれば制作してたい。
平日はお昼休憩に作るけど帰ると燃え尽きてるし、
休みの日にずっと遊んでたら作家と言うのが
きっと自分自身恥ずかしくなる。
日々の生活や時間や仕事に追われて
あわただしさに流されているうちに、
モノづくりへの情熱や志を忘れたくないよ。
忙しい職場にきたことで思った。
作ることを続けたくて働いてるのを忘れないよう
自分への戒めみたいなのも含めて
2年半前レンガ造りのジオラマを作って、
結果的にそれが偶然レストランリニューアルの
ランチョンマットデザインの
いくつかの候補の中に入れたいと言われ
画像を準備。審査を通過し採用となった。
(余談だけどあの写真、片手で丸を作って覗くと
建物が立体的に浮き上がって見える)
好評だから別バージョンも作ってほしいとなり
そのときは作家として作らせていただいた。
特別な才能があるわけではないぶん
努力と根気よく続けるしかないけど、
それなら標準装備してるから無理なく続けられるし
それをやっていたことで繋がった未来もあるから
届く人には届くし
見ててくれる人は見てると信じて続けるよ。
必要なときは今の翔子ちゃんみたいに
新しいことや今までとは違うことにも挑戦したい。
周りのプロの作家さんたちを見ると
時間があればずっと描いてる。
私はその時間が少なすぎてるし作品の数も少ない。
もっとがんばろう。
*こゆり*