NAGA牌譜解析悪手振り返りNo.9
卓情報:上級卓、ニ段
対局日:2023/5/16
打牌タイプ:カガシ(超副露派)
東1-0
配牌が悪くて字牌整理をしていたら中が重なったので鳴いて1500かツモ次第で5800かなと考えていた。
で、問題の局面。自分の手は2シャンテンでペンチャンカンチャンの愚形残りでドラの東は浮いている。この状況で持ってきたのは4枚目の中。
加カンできねぇよ… NAGA的には周りの速度が遅そうだからまだ攻めるって思考があるのかな?自分が親番というのもありそうか。リーチ来たときテンパイしてるしてないは違うもんなぁ。
東2-0
679の9と浮いた字牌のどちらを先に処理するかをちゃんとシステム化しておきたい。今回は雀頭含めた5ブロック揃ってるから字牌残しか。大体の場合でも字牌残しがいいのかな。
残りツモ1回でドラ3赤のテンパイをしたけど役がない。ダマで58mを取りこぼすロスはあまりにも大きいから腕を振ってリーチ。NAGAもリーチで良かった。
東3-0
ちょっと気になった最序盤の手組。自分の中で打牌候補は1mと1枚切れの白で、役牌やタンヤオの軽い仕掛けを見て端牌の1mを切った。
これ東が1番高い理由はなんだろ。リーチ手順以外の理由が思いつかないな。むしろいきなり役牌切ったら怒られると思って切る選択肢に上がらなかった。
東4-0
ホンイツなったらいいなと思って68sターツ落としを選択したけど巡目無いしケイテンでも嬉しいから絶対通る東落としだね。
南1-0
チートイとトイトイと四暗刻の選択に苦手意識がある。上家下家の7pが早くて6pの場況が良く見えたからチートイに決め打っちゃったんだよね~ 36pどちらか切れば赤5mにくっついてのメンツ手もあるよね。
テンパイしてリーチしたけどNAGAはダマ寄り。筋ひっかけで出和了り期待できそうという卑しい心がリーチをさせたんです…
南2-0
問題の南2。この局を確認したかったためだけにこの半荘を解析した。
索子の部分と萬子のカンチャンがネックで5pチーの声が出なかった。でも鳴いた後の牌姿を見てみると「35m 234p 22 344s」ってカンチャンは残るけどテンパイはすぐ取れそう。6pはポンで58pはチーだね~
この2s鳴かないか~~~~~ 5pチーはするけど2sは鳴かない判断は周りの速度だよね。なるほど、さっきと違って対面が2副露しているから状況が違うわけだ。しかも中ポン打ドラの8sでほぼテンパイだし。
で、自分はテンパイ取るために鳴いたわけだけど結果が最悪だった。
自分の目から2sも3sも4枚見え、4sは3枚見え。対面は4sチーせず3sポンしたから索子の下目は持ってないだろうと考えてこんな3s当たらんやろと思いながら切ったら7700放銃で1位から3着落ち。
334sから3sポンして浮いてた4sに5sがくっついたのね。4sもワンチャンスだしレアケースに当たったかな。結果は放銃だったけどNAGAの危険度も低いし考え方は間違えてなかったからこれはしゃーない。同じ局面ならまた3s切る。
南3-0
9pはいらないけどドラだからという理由で引っ張ってしまった。いらないならドラでも切る。NAGAもそう答えてるから次からは大丈夫。打6pは完全に謎
やってるときはチーテンに気がついてなかった。鳴いたら4m放銃になってたけど勝ち筋を追うことは大事なのでちゃんと振り込めるようになりたい。
南4-0
見返して何やってるんだ?となるやつ。6ブロックで構える意味も無いし西でいいね。
3900あれば1位になれるからドラの8s切る選択肢は無かったけどちょっとバー伸びてるね。一番弱いターツではあるけどなかなか切れないな。
生牌の東を掴んで親には打てないから降りることに。親が1pポンからスタートして9sもポン。チャンタや三色が怖くて東も1mも切れなかった。ってのが対局中の思考なんだけど、はい。東も1mも現物だよ ほーんま
このあと下家がアガって3着終了。
結果
一致率:71.8%
NAGA度:84.9%
悪手率:9.4%
順位:3位
コメント
本当はNAGAを使うつもりがなかった半荘だったけど(いつもは事前にこの半荘は解析すると決めてから対局ボタンを押している)あまりにも南2の3s放銃が衝撃でNAGAならどうしていたかを含めて確認したかった。
道中の分岐は置いといて、やってはいけない放銃だったか?という疑問から仕方のない放銃だったなと消化できた。答えの見えにくい麻雀というゲームでAI解析の利便性を改めて感じた日だった。