『公立中高』 作文対策①
今回は中高の受検対策に欠かせない「書く力」についてです。
作文対策で是非取り組んでほしいことがあります。
それは
これは親が意識して取り組むのが早ければ早いほど効果があります。
なぜ、会話が作文対策になるかというと以下の理由が挙げられます。
これは親が意識して行うことで得られる効果です。
何も意識しない会話の中には間違った言葉の使い方が多いはずです。
子供の語彙力や伝える力を伸ばすことに意識して会話してみてください。
私はこのことを実践するようになってから、
娘の語彙力不足や言葉間違い、伝える力が弱いことを実感しました。
例えば、簡単な質問を子供にしてみます。
ざっくりの質問です。
この質問に対して子供から溢れるように会話が出てこれば理想的です。
慣れないうちは「特に何もなかった」とか子供から返答がないこともあるかと思います。
その場合は、親が子供から言葉を引き出せるようにしていきます。
親の腕の見せ所 「 質問力 」です★
今日の昼休みは誰と遊んだの?
今日の給食はおいしかった?
体育は今、何をしているの? などなど。
学校に関わる簡単なことでいいのです。
はじめのうちは一つ聞いて、一つ答えが返ってきて終わりでも大丈夫です。
親も意識して聞くことに慣れていないと 案外 何を聞いていいか分からないこともあります。
しかし、この習慣を続けることでだんだんと学校の事や友達の事、クラスの状況が分かるようになり、内容の濃い話ができるようになってきます。
そうなると、主語述語、時系列、状況説明、心情表現などが欠かせない会話を毎日できるチャンスが生まれます。
これらを習慣にできることは作文対策以外にもメリットがあります。
私は子育てをするうえで こちらのメリットの方が大きな恩恵でした✨
それは、
今思うと、受検がなければ子供と意識して会話してみよう とは考えなかったと思います。
意識して子供と会話することで、子供は学校であったトラブルや悩みなどを話してくれるようになり、ストレスをため込まないよう日々の細かなメンタルフォローができるようになりました。
おかけで 小学校生活は友達トラブルなく楽しく過ごすことができました。
受検は日々の精神状態も非常に重要です。
また、たくさん話せるということは、自分の思いを伝えることができ、語彙力が備わっていくことにつながります。
言葉の間違いに いち早く親が気づき 修正してあげることを毎日続ければ、その差は 比べものにならないでしょう。
作文は国語力の集大成です。
これまでに習ってきたことをフルに詰め込む課題です。
完成度が違うのは個人による習熟度が違うから。
習熟度を上げるには家庭での会話が一番効果的です。
作文は最終的に回数をこなせば何となくは書けるようになっていきますが、
これでは中身のない内容になってしまい、人に何かを伝えることはできません。
適性検査ではどこをみられているのか?
伝える力や自分の考えを持つ習慣はグループワークにも生きてきます。
作文でその子が書く文面から人間性や考え方なども浮き彫りになっていきます。
そのため、日ごろから自分の考えを持ち、アウトプットできる練習をしていきましょう。
話せるようになると 自然と紙に書くこともできるようになってきます。
まとめ
是非、親子時間を楽しんで会話から書く力を伸ばしてあげてください😊