日向坂46がアイドルだからとかじゃなくて、「ひなあい」がアイドル番組だからとかじゃなくて
このnoteはすべて私の意見で、日記のようなものなので、多少のことには目をつぶっていただきたい。
オードリーのオールナイトニッポン(以下annkw)のまとめ動画(違法)をYouTubeでみているうちに日向坂46というアイドルの動画がおすすめ欄に表示されるようになってきた。
穿った見方で物事を見てきたので、握手券商法でオリコンランキングを独占して、ブームを生み出してテレビにゴリ押しされる。
大して面白い事も言わず、バラエティ番組にいる。元来、そういった”アイドル”というものを敬遠してきた私。
なので、とくに気にとめることもなくおすすめに乗っからなかった。
ある日、「ヒルナンデスIKEA椅子破壊事件」のannkwのトークを聞いた。
トークを聞いた後、無性にその映像が見たくなった私は、YouTubeで映像を探した。その当時、トップに出てきた動画のサムネイルがこれだった。
「お客様は常識を知っていますか?」というフレーズが引っかかり、ずっと敬遠してきた”アイドル”という存在にはじめて自発的に触れた。これが約1年前の話だ。
驚いた。
お笑い通ではないし、たくさん見てきたわけではないくせに偉そうな感想ではあるが、芸人であるオードリーと渡り合って、決してオードリー主導ではないお笑いを作っている。そう思った。
なにより楽しそうに番組をやっている。
一気に””アイドル”とは面白くないものである”という常識が崩れた。この一本のまとめ動画が私を日向坂へと引き込んだ。
日向坂46を好きになる入り口は、おひさまの数だけある。
私の入り方は、特殊だろうか。いや、そうは思わない。
私は、アイドルがもともと好きではなくて、アイドルであるから日向坂46が好きなのではなく、日向坂46が日向坂46であるから好きなのだ。
冠番組の日向坂で会いましょうは、おひさまが観る。少しのオードリーファンも見る。
日向坂46は好きではないけど、日向坂で会いましょうだけ観るという人はごく少数であるはずだ。他に見る人がいるならば、深夜に眠れなくてザッピングしていた人か。
定期的に議論になる「日向坂はお笑い番組、大喜利番組化してきて、アイドルの冠番組とは言えない」と言うもの。
私の意見としては、「ひなあい」がアイドル番組でもなんでもいい。ひなあいは、日向坂の番組なのである。
日向坂メンバーのたくさんの魅力がいろいろな側面から見られる。こんな素敵な番組はない。夜を持て余した人がザッピングで出会い、日向坂の良さが伝わればこれ以上ないことと思うし、そんなに幸せなことはない。
私は、”アイドルの”日向坂46という枕詞は必要ではないと思う。
アイドルの先駆者の諸先輩方が作り上げてきた”アイドル”という像は、私みたいな反発者も生み出していることと思う。100人が100人いいと思うモノなんて存在しない。
いわゆる外番組と呼ばれるバラエティ番組に出演すると、私みたいなものは「まーたアイドルが出てるよ。」と思ってしまう。そして、その色眼鏡でそのアイドルを見てしまう。また、周りの共演者もアイドルの諸先輩方が作り上げてきた”アイドル像”に合わせた対応の仕方をする。これは仕方のないことだ。日向坂46のことをよく知っている視聴者は、バックボーンもわかった上で、外番組の出演を楽しむ。
一方、知らない一般の視聴者に対しては、顔見世の側面が強い。外見という目に見えるものを”アイドル”という枠組みで評価されるのが外番組だ。1年前の私は、アイドルがでているというだけで、嫌だったのだ。その印象を変えたのは、日向坂の魅力が溢れている日向坂で会いましょうだった。
再三繰り返すが、日向坂46はアイドルだから好きなのではなく、日向坂46であるからして私は好きなのだ。
アイドル嫌いだった私をしっかりとアイドルオタクにしたのは、日向坂46なのだ。だから、もともとアイドル好きではなかった人を引き込むものを日向坂46は持っている。そんな魅力がある。そのことをみんなに知ってもらいたいし、日向坂46をみんなに好きになってほしい。その日向坂46の魅力が出ているのは、日向坂46の冠番組だけなのだ。
だから、そんな素敵な番組へのアクセスが容易になってほしい。ただそれだけなのだ。