なんて素敵な巡り合わせだろうか。地獄でなぜ悪い。
文章を書こうと思ったタイミングで星野源さんと新垣結衣さんの結婚報告を拝見して、そのおどろきを誰かに伝えたかった。でも報告する人がいないのでこちらは親にでも電話して話しておきます。
と、つらつら書いてしまったけれど、こんなに長い文章、中々Twitterに書けないもんね、
noteを始めた一因がそこにある。
わたしはTwitterのつぶやきひとつ取っても、やたら時間がかかる。なので気持ちの高ぶりの旬を逃しがちだ。
昔からそうだった。親と喧嘩して意地を張っているうちにおかずは冷めてしまったし(わざわざ温め直させてごめんね)、
何かが流行りはじめると好きって言い出せずに、逆張りした挙句、後になってその良さに気づいて、それを言うと今更?みたいな顔をされたり。周りの変化が早すぎてぶくぶく溺れそうになる。
それならspoonでCASTを録って喋り放題したらいいんじゃないか、とも思うのだけど、自分の声へのなんとも言えない気持ちが消えない。
ないですか?録音した声をはじめて聞いた時の絶妙な気持ち、違和感。それがピアノ発表会のビデオを見たあの日から20年近く、ずっとそのまま。
気持ちの旬を逃しがちな私も、今日はすぐにおめでとうの気持ちがやってきて、素直に喜んでいた。
そう、ここからようやく“地獄でなぜ悪い”の話になるのです。あの曲が主題歌だった映画はまだ見られていないけれど、知らない立場だからこそ感じることはありそうで、今日こそ、気持ちの旬が過ぎないうちに、喋るように書いてしまおうとおもう。
音楽的解釈ではないしただの感想。わたし用の備忘録です。
曲が始まると入院していて術後で痛くて眠れなかった夜のこと、そして、残業で9時過ぎに職場を出た時のことを思い出す。消灯時間を過ぎた病棟はいつもと違って不思議で、患者さん達の顔を思い浮かべながら、足音を消すように歩いた記憶。
蝕む、うなる。地獄。そこに軽快なメロディーが当てられる不思議さ、でも楽しい地獄という表現にやたらとふむふむ、と感心する。
わたし、自己紹介で書いたかな、持病(死にやしないし!と ここはポップに捉えて)がありまして、酷い時はもう全身あちこち色んな痛みがあるんですね。
一旦想像しないでサラッと読み進めてね!
どう表現するかといえば、全身にガラスが流れてるようだ、という人もいる。私の表現だと、やたらピンポイントで痛い指圧、やたら締め付けてくる血圧計、金槌、針、アイスピックでゴーン!、、、とまぁこんな感じ。です。ちなみに筋痛性能脊髄炎(慢性疲労症候群)です。線維筋痛症は疑いありね。はやく治療薬ください。
だいぶ安定してきて痛みも落ち着いてきたよ。読んでくれる方がいるなら、ここではちゃんと書こうと思って。いやだね〜〜〜〜
これが原因で、夜寝られない、とか日中もベッド上で過ごすこともあって。そんなときに出来るのって、スマホ操作くらいで。spoon、Twitterが居場所になりつつある。
そんなときこの曲を聞いて、それでもいいんだよと許されているような感覚になったのです。
おそらく曲の主人公も何かしらで同じような状況に置かれているように思えて、でも楽しい地獄、だなっていう解釈。
ときどき楽しい地獄には全身突っ込んでるけど、それでも楽しいからわたしは不幸ではないし、いいか、っていう感覚で生きてます。
書くことがまとまらなくなってきたからそろそろ区切りにしよう。
今回言いたいことは、とにかく結婚おめでとうございます。そして気づきを与えてくれてありがとう。
なんやかんや50分近く掛かってしまった。
もし最後まで読んでくれていたらありがとうございます。また。