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2023年2月3日 所得制限撤廃へ向けて、二団体合同記者会見を開催しました。


記者会見のプレスリリースです

「児童手当について、一部の高収入世帯には不支給とされている所得制限を撤廃する方向で調整に入った」と報道されました。

その一報を受け、各種SNSは、所得制限に該当した家庭の支援を受けられずにいるこどもたちと、その保護者たちの歓喜に沸き立ちました。

これは確かに、こどもまんなかの社会への大きな第一歩と言えるでしょう。

しかし、本当の勝負はこれからです。

子育て支援における所得制限は実に種類が多く、児童手当の所得制限を撤廃すれば、それですべての理不尽が解消されるわけではないからです。

障害児福祉における所得制限もまた、これから解決していかなければならない理不尽な制度のひとつです。

本日2月3日、かねてより連携し、所得制限撤廃に向けた活動を行ってきた「こどもまんなか障害児福祉を望む親の会」と「子育て支援拡充を目指す会」との合同記者会見を行いました。


記者会見においては、たくさんの報道関係者の皆様においで頂きました。

所得制限に該当した世帯のこどもたちの生活状況について、子育て支援制度の所得制限の問題にお詳しい末冨芳教授や、新生児科・小児科がご専門であり、障害児と家族の生活や健康にお詳しい今西洋介医師によるお話もあり、障害児福祉の所得制限に該当した家庭の当事者からの訴えも行われました。

この記者会見が、親の所得により残酷な線引きをすることなく、障害児はもちろん、すべてのこどもたちにとって温かい支援をしてくださる社会への道筋になりますよう、今後もみなさまのお力添えをよろしくお願いします。


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