027 社会人に伝えたいお金の教養(家計簿から始まる人生設計)
皆さんこんにちはコバチバです。
久しぶりの投稿になりますが、よろしくお願いいたします。
私事ですが、令和4年の今年に地元の都道府県の小学校教員採用試験に受かりました。
5年前に前職を辞め、2年間大学の通信教育課程で小学校教員免許を塾講師と学童保育のアルバイトをしながら取得し、講師の立場でクラス担任をして3年目になりました。
この間3回の教員採用試験で不合格を通告され苦しかったですがようやく4回目で合格となりました。
改めて自分の業務経験(金融機関から転職し、会計事務所)を活かして、教員として人の役に立つべきかを考えると、1つの方向性として「金融教育」なのかと思い、その方向で発信ができればと思いました。
(いろいろ方向性は定まっていませんが、趣味の歴史関係も発信していきたいです。)
前置きが長くなりましたが、知り合いの先生に保険の解約について相談をされて、話をする機会があったのでそのときの話をベースに先生だけでなく、社会人が知るべきお金の教養を自分なりに記事にしたいと思います。
家計簿について
自分の趣味(!?)が、前職の会計の仕事のくせか、帳簿をつけないと不安な気持ちがありまして、欠かさず家計簿をつけています。
家計簿のメリットとして
①過去の支出(お金を使った内容)がすぐに振り替えられる
②節約の意識が生まれる
③貯金が増えたことが実感できる
④将来の計画が立てられる(家、車、教育、老後)
以上の4点があると思います。ある意味お金ほど可視化しないと実態が掴めないものはないのかもしれませんね。
数字で表すので、貯金できたかできなかったなどをはっきり教えてくれるのが家計簿のいいところです。
内訳で何に使ったかを、振り替えることで改善意識(節約意識)が生まれ、コンビニなどでの無駄遣いが減っていくのではと思います。
家計簿をもとに将来の計画が立てられる
家計簿を1か月、1年、3年と続けていくと自分がどのくらい年間貯金ができるのかが見えてくると思います。
年間の収入-年間の支出=年間の貯金 という感じです。
ここに
年間の貯金+昇給金額=未来の年間貯金額 という形で、
教員である公務員の方ほど昇給金額は予想ができるので、1年間の貯金額に年齢ごとの昇給金額を足せば、今後の貯金額の概算が計算できます。
例 年間の貯金額が100万円
毎年の昇給が5000円
5,000円×12か月=60,000円
5000円×4か月=20,000円(ボーナスを4か月分と仮定)
毎年の昇給加算額=80,000円
1年目 100万円
2年目 108万円
3年目 116万円
4年目 124万円
5年目 132万円
6年目 140万円
7年目 148万円
8年目 156万円
9年目 164万円
10年目 172万円
10年間で1,360万円が貯まる
というかたちで将来の貯金額が概算で計算ができるので、この貯金額をもとに、住宅や車の取得価格や子どもの人数(将来の教育費)の目安を考えることができると思います。
(あくまで概算なので、生活水準の変化、結婚、事故、引っ越し等で貯金額が大きく変わることは当たり前くらいに思ってください)
おすすめの家計簿のつけかた
家計簿は昔のイメージだとノートに領収書を貼って、たくさん数字を書いて大変なイメージがありますが、アプリを使うととても楽です。
ここでは、自分も使っているマネーフォワードをお勧めします。
このアプリのいいところは、銀行口座、クレジットカード、電子マネーと紐づけることで、現在の貯金残高がすぐ分かり、支払い取引を自動に家計簿に反映させてくれます。
キャッシュレス化との相性がよく、キャッシュレス化すればするほど、自動で家計簿を作成してくれます。
紐づけ数とデータ保存期間に限りはありますが、無料で使えるのでひとまず試してみるといいです。
まとめ
①家計簿をつけることで自分の使うお金の流れが可視化でき、今後の節約や貯金の方向性が見えてくる。
②家計簿を続けると、自分の将来の貯金額がおおよそ見えてくる。昇給額と合わせて概算が出せる。
③おすすめの家計簿のつけかたは「マネーフォワード」
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最後まで読んでくださってありがとうございました。
次回は、年金か健康保険について書ければ考えています。