その得意が、誰かの役に立つかも。cotreeさんの新サービス「takk!」
2017年4月のHills Breakfast Vol.71
でのご縁をきっかけに交流させていただき、Twitterでもフォローさせていただいている櫻本真理さん
のcotreeで、新しいサービス「takk!」がリリースされました。
オンラインカウンセリングのcotreeを運営してきた中で、いくつか抽出された課題。
心の不調を感じている人がカウンセリングという医療外のサービスを
受けることに対する心理的抵抗感だったり、抱えている孤独感からだれにも頼れず相談をためらっている間に苦しみを大きくして孤立してしまうことだったり。
苦しんでいる時、単純に頼れる人がいない。
それもあるかと思いますが、自分なんかが頼るのは申し訳ない、といった思いにもなり、相談できなくなってしまいます。
そうすることで、その不調は悪化すれば病気になってしまうということにもなります。
もっと身近なつながりの中で、安心して頼り合えたら良いのにという思い。
一方で、SNSで多くの人とつながっていながらも、その多くは顔が見えないつながりであり、みんなとつながっているけれど、誰ともつながっていないという状態であり、顔が見えない不特定多数の「みんな」に、「頼ってもいい」「必要とされている」とは感じづらく、また、SNSでつながっている相手の「頼っても良いんだよ」という思いもなかなか届くものでもなく、孤独感の解消への力にはならないもの。
そうした思いや「弱いつながり」の現状。
そんな中で、「こんな得意なことがある、こんなことで力になってあげられそうだから、頼ってもいいんだよ」という意思表示をし、それを見た人が人に頼れる安心感を得て、「ありがとう」と言える・言ってもらえる。
そんなつながり、人に頼れる安全な居場所、新しい出会いへのわくわく感。
オンラインの「弱いつながり」から、そういう豊かなつながりが増えていくようにと、この「takk!」が作られました。
私も登録し、頼みごとボックスにできることを登録してみました。
ここでの得意なことって、たぶんプロクラスの得意なことでなくても、
自分が好きで続けてきて、ちょっと得意なこと。
そういったレベルのものでも良いと思います。
結局のところ、相手の頼ってきた思いに対してそのちょっと得意なことでちゃんと向き合って応えてあげることが大事なことだと思うのです。
自分の人生経験で得てきたもの。
それが誰かの役に立てば嬉しいですね。
SNSを利用して得意を活かす。
この頼みごとボックス「takk!」
皆さんも良かったら登録してみてくださいね。