みんなで自分事化してつくる。そんな場としてのコミュニティ。朝渋ONLINE『ファンをはぐくみ事業を成長させる これからの時代のコミュニティづくり』イベントレポート
本日7月8日の朝は、
朝渋ONLINEで開催されたイベント
『ファンをはぐくみ事業を成長させる これからの時代のコミュニティづくり』に視聴参加。
ゲストはお二方、河原あずさんと藤田祐司さん
今回のゲストは、
河原あずさんと藤田祐司さんのお二方。
6月18日には
『ファンをはぐくみ事業を成長させる「コミュニティ」づくりの教科書』
を共著で出版されました。
企業にとっては、常連や熱心なファンが
集まる場所としての大きな強み。
参加者にとっては、「好き」や「共感」で
つながりを持てて、家庭や職場などとは違った
第三の居場所に。
人と人をつなぐ場であり、
変化の激しい時代には間違いなく
大きな力となるコミュニティ。
そんなコミュニティ運営について、
たっぷり凝縮された一冊とのこと。
コミュニティはもちろんイベント開催など、
さまざまな「人をつなげる」場を
運営しているお二方から、
コミュニティやオンラインイベントなどの
「人をつなげる」場の運営のあれこれを
お話ししていただきました。
コミュニティとは?
多くの人が集まる場としては、
コンサートやスポーツなどの興行もありますが、
これらは何か提供されるものを楽しむような、
受動的、一方的な関係。
そうではなく参加者が能動的で対等な関係を持ち、
コミュニティとしてのしっかりとした
ビジョンがあり、そこに共鳴した人が
集まるのがコミュニティ。
みんな自分事、みんなでつくっていく
イメージですね。
コミュニティ思考
ビジョンは行動の基準に。
立ち返るビジョンがあると、強いですね。
コミュニティづくりの3ステップ
①コミュニティの方向性
②計画づくり
規模感、開催頻度など…
③参加者を集める
オンラインは、リアルの代替ではない!
ここ最近のイベントの変化についても。
第1フェーズ
リアルがほとんど、オンラインはごくわずか
第2フェーズ
オンラインが多くなる
第3フェーズ
リアルが戻ってくるも、オンラインも多い
リアルとオンラインが重なるハイブリッドも
大きくなっていく
第2フェーズで増えたオンラインイベント。
だけどそれは、リアルイベントが
開催できなくなっての代替ではない。
オンラインイベントは双方向での
コミュニケーションが大切であり、
いかに自分事にして参加してもらうか。
参加中にコメントしましたが、
参加者も登壇者であり、
一緒になって場をつくっていくことが
大切ですね。
リアルとオンライン、別物と考えて
オンラインだからできること
リアルだからできること
その強みを活かしてつくっていきたいところです。
コミュニティの新陳代謝と心理的安全性
後半は朝渋を例に取りながら、
コミュニティの継続についてのトーク。
私も、朝渋に参加している中で
その心理的安全性の高さを感じています。
ひとりひとりが自分のペースで参加でき、
お互いを尊重し合い、そして自分も
尊重されていて心地よく
参加できているのを感じます。
みんなで人生の一瞬を持ち寄って生み出したひと時
お二方から、コミュニティのみならず、
「人をつなげる」場のつくり方を
たっぷりとお話しいただいた朝の90分。
冒頭にも触れられた書籍の「終わりに」
あずさんが書かれた言葉。
これはどんな場であっても思います。
そして、イベント中にも
「参加者も登壇者」コメントをしたように
みんなが自分事になってつくる一つの場。
それがこの90分間にも体現されており、
そしてこの思いをずっと持ち続けていこうと
改めて考えさせてもらいました。
私も、自ら旗を立てて動いたり、
面白そうな場づくりのサポートをしたり
自分のできることをやっていきます。
河原あずさん、藤田祐司さん。
ありがとうございました。