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映画メモ-『わがチーム、墜落事故からの復活』
映画『わがチーム、墜落事故からの復活』を鑑賞。
2016年、ブラジルのサッカークラブ、シャペコエンセが被り多くの選手や関係者の犠牲を出した飛行機の墜落事故と、その後のゼロからの再出発、チームの復活の奇跡を描いたドキュメンタリー作品です。
事故で多くの選手やスタッフを失い、ほぼ一からのチーム再建を余儀なくされたチーム。
次のシーズンの開幕に向け待ってはくれない時間。
それぞれの関係者の、それぞれの立場、一番大事にしているもの。
その違いからのそれぞれの感情や思い。
それらがぶつかり合いながら、上手くいくことばかりではなく、むしろうまくいかないことも多々ありながらも、それでも前に進んでいこうとする姿を見ていて感じることができました。
そう考えると、チームに関わる人たちって、
「チーム関係者」とひとくくりにするのではなく、
あくまでも誰一人同じではない「一人の人間」が集まってできているものであって、チームで何かを成し遂げることは、みんなで起こしている奇跡なんだなとも思い、日常的に応援できるチームがあることの幸せを改めて教えてもらいました。
個人的には、応援しているジェフ千葉に2013年から2年間在籍していたケンペス選手がシャペコエンセに在籍していたこともあって、この作品を鑑賞する機会を得られました。
この事故で犠牲になったケンペス選手に改めて哀悼の意を示すとともに、自分にとっての「わがチーム」にできることを、小さくても続けていこうと思わせてくれました。
サッカーで応援しているクラブがある人はもちろん、好きなスポーツチームがある人やチームやコミュニティについて考えたい、という方にもおすすめの1本だと思います。