10年後を考えた31歳の夏

2019年7月上旬、どこで拾って来たのやらアデノウイルスが目の粘膜に付着して“はやり目”というものにかかり、3週間の出勤停止となった。

目が痛いだけで体は元気なので、時間を持て余す持て余す…。
やることがないと色々と考えてしまうのは人間の性なのか、自宅待機1週間が過ぎたあたりから自分の将来について考え始めてしまった。
正確に言うと、もっと前に決めていた「10年後の自分がありたい姿」に対して1年後・3年後・5年後・7年後のゴールを設定した。
所謂「10年プラン」と呼ばれるあれだ。

「結果から過程を紐解く」「逆算して考える」という思考の私にとって
(単に読解力・理解力がとてつもなく低いから先に答えが知りたいタイプとも言える。笑)この方法は自分に合いそうと思った。そして案の定大ヒット。

「10年後の自分がありたい姿」だけが明確に決まっている為、各年の目標は都度振り返りながら微調整していく方向で進めることにした。

①仕事…どんな仕事をして何を手にしていたいか。
②お金…目標月収と貯金額。
③語学…中国語のレベルについて。
④体…美容と健康について。
⑤個人…どんな人になっていたいか。

この5点について目標を立てたがこれがなかなか難しい。
10年後の目標に対して1年以内に取り組むことはすぐに思いつくが
それ以降のものは想像と願望で書き上げた。スマートな目標かどうかと聞かれると何とも言えない。
ただ、ワタシにとって10年の計画を厳密に立てることはそれほど大事なことではなく、そこに向けての道筋が見えただけで万々歳なのだ。

そして一番の大きな成果は、なかなか辞められずにいた仕事を「10年後の自分の為に」と思い切って辞められたこと。これは最近のワタシ史上最高の出来事だった。

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