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【株・投資】ミネルヴィニの成長株投資法とMarket Smithを用いた2021/10/10現在における米国株・買い銘柄について

はじめに

以前のnoteでも展開しましたが、再掲です。買い銘柄の策定方式としましては、「ミネルヴィニの成長株投資法」を参考にして、作成しております。良い本ですので、まだの方はぜひこの機会に!

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前提条件(第0ステップ)

前回は、Market Smith(マーケットスミス)の「Near Pivot」に選定されている株で、かつ、RSのスコアが70以上の株を対象として実施しました。前回の記事はこちらです。

余談

本論とそれますが、前回もトピックに上げております、以前の推奨銘柄の$FOCSですが、プラスに入った後で、逆指値の値を上げてみて、それに引っかかり、プラスで終えることができました。

$BOOTはまだ保持中です。(プラスです)

前回推奨した銘柄では、$SFを購入しようとしたところ、なぜか購入ができず、その後に上がってしまったため、泣きたくなりましたが、$SCUも購入し、ほんの少しプラス($23ドルww。2,000円くらいですねw)になってきました。

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引き続き、米国市場は不安定な状態ですので、注視していきたいとおもいます。

第一ステップ(トレンド)

今回は、前回の記事でLeoさんよりコメントいただきまして、Market Smith(マーケットスミス)で実は搭載されているミネルヴィニのテンプレートを使って、第一ステップがクリアされているリストから抽出したいと思います。

具体的な条件はMarket SmithのレフトナビのReports → Stocks → Technicalの中にある「Minervini Trend - 1 Month」でやってみたいと思います。

Minervini Trend - 5 Month」という期間が長いバージョンもありますが、銘柄数が800を超えており、多すぎるときついので、「Minervini Trend - 1 Month」の方でやります。

余談ですが、今まで実施しておりました「Near Pivot」に選定されている株についても、Pivot = 購入ポイント(適切なベースエリアやチャートパターンを形成し、新しい高値に突入するときの株式の最適な購入ポイント価格のこと)であったので、悪くはないやり方であったのですが、「Minervini Trend - 1 Month」と比較してみて、結果が「Near Pivot」の方が良ければ戻します。

Minervini Trend - 1 Month」の銘柄リストは以下になります。

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トレードテンプレートには、全て満たしている前提のものなので、確認はしません。

トレンドテンプレート

第二ステップ(ファンダメンタルズ)

ミネルヴィニの成長株投資法によれば、第二のステップは、その銘柄のファンダメンタルズ指標である売上高、利益率、利益の改善があるかでふるいにかけられます。

こちらが結果になります。

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意外とファンダメンタルズで落ちる株が多いですね。。。

EPSとかクリアしていない銘柄が多かったのが非常に気になります。。。。。


第三ステップ(上昇のきっかけ)

ミネルヴィニの成長株投資法によれば、第三のステップは、その銘柄のボラティリティの低下があるかでふるいにかけられます。ボラティリティの低下は、特定のチャートパターンを出しているかどうかと、出来高が減少しているかでチェックできます。今回は4銘柄なので全部やってみますかね。

$HNP

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日足のチャートですが、8月途中までは安定しているのですが、9月に入ってから動きがマチマチですね。第二トレンドには入っていることが一瞬で分かると言えばわかります。

9月初旬に$23.02の高値をつけて、9/10あたりに$18.94まで下がり、9/24で再び$23.36まで上がっており、1Tを形成しました。10月に入ってすぐ、$20付近まで下がっており、直近は少し上がってまた、$20付近ですので、全体で1T半ぐらいのチャート形成をしているという意味では、買っても良い銘柄のようではありますもう一度$23を試すか、$23を越えられるかが肝ですね。ボラティリティーも少しずつ下がってきておりますし。落差が激しいのが気になりますがw

$GWGH

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先ほどよりは綺麗なチャートですね。図のしたのVolume部分を見ると、ボラティリティーが下がってきているのでGood!

チャートは9月から上がってきており、第二ステップを形成しており、10月までずっと上がり続けていますね。ただその後10月に入って少し下がっており、少し持ち直した形になりますが、ピボット形成のチャートにまではなっていないため、NG(非推奨)となります。

$CNF

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9月に入ってから第2ステップを形成しています。ボラティリティーは高いのであまり良い傾向ではなく、10月に入ってからの下げが第4ステップの傾向もあるのと、回復が見えないため、NG(非推奨)とします。

$BRP

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ボラティリティーは、直近が下がっているのでOKで、8月に入ってから第2ステップを形成しているのでOK。8月中旬を起点として、$35付近から、8月下旬で$32.84まで下がり、9月初旬で最高値の$40.82を記録し、そこからカップウィズハンドルのようなカップを10月現在まで築こうとしていますね。2Tに近いチャートといえばちゃーとになってきているので、買いといえば買いですが、少し早いかもしれません。

と言うことで残った銘柄は以下です。

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第四・第五ステップ(買いと売り)

ミネルヴィニの成長株投資法によれば、第四・第五のステップは、適切なタイミングにおける買いと売りの設定です。買いタイミングは第3のステップまでにまとめられた指標をクリアしており、分析した結果今のタイミングがよければ買えるでしょうが、適切な買いタイミングで買ったとしても、絶対に株価が上がるという保証は無いです。そのため、資金を守るために、買いタイミングで損切りの逆指値も設定しておいて、強制的に損切りもされるようにしなければならない。またうまくいった場合でもどこかで利益を確定する必要があるため、利確についても事前に決めておく必要があります。

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こちらは現在値を元に、利食いラインとして現在地の1.2倍になった時の値と、損切りラインとして10%を下回った場合(現在値の90%)を作成しました。

購入時に条件付き注文で、OCO注文+(指値+逆指値)で、全部設定した状態で、買いを入れましょう。

終わりに

今回は2つの推奨銘柄が出ておりますが、購入検討されている方は是非、今一度のご検討をお願いします!

筆者は$HNPが面白そうなので、まず買おうと思います。$BRPも買いたいなw

また、今回は「Minervini Trend - 1 Month」を用いて株選定をしてみましたが、「Near Pivot」の時と比べてどうなるかは、もう少し後にならないと結果がわからないため、温かい目で見守っていただけると助かります。(筆者は実験台として、今回の推奨銘柄を購入してみて、結果がどうなるかを試してみたいと思います。)

Minervini Trend - 1 Month」は、ミネルヴィニの本流を組んで作られているため、チャートを見るとどれもキレイな第2ステップのチャートを形成しているのが印象的でした。

それではまた!

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