バッジ獲得RTA-あとがき-
ここまでご覧いただきありがとうございます。
この記事はゲームの裏話だったり制作秘話だったりの部位で攻略には
まっっったく関係ないです。
作ろうとしたきっかけ
ききよさんは現在
神話創世RPGアマデウスというTRPGシステムのデジタルシナリオ集を
制作し続けています。
ティラノスクリプトで構成されていて、
TRPG最大の課題「友達が付属してこない」
に真っ向から対応するシナリオ集を目指しています。
それはさておき、これの制作がすでに1年以上になりなかなかに飽きてきたところでした。
そこで、せっかく勉強したし生かした短編でも作るかー。
で制作に踏み込みました。
面白いなと思ったのが[dialog]で、メッセージウィンドウを表示させなくてもゲームが進行できる点。
なので、[dialog]だけのゲームを作ろう!
をきっかけに作られたのが
前作、「おはなしアリス」です。
「おはなしアリス」は本当に作成素材が少なく、軽々と仕上がりました。
後で「世界観設定」で語りますが、これに最適だと思ったのが
我らが看板娘のアリスちゃんだったわけです。
あともう一つの目的が歯に衣着せぬ言い方をすると売名です。
知ってもらって、RTしてもらってシナリオ集の認知度が上がればいいなーっていう感じ。
まあ、ノベコレ掲載はNG出されたんですけどね。
(最初のバグの演出がガチだと思われた。)
せっかく作ったし、BOOTHにて無料公開開始。
しかし、
最初のバグの演出をガチのバグだと思われてTrueEND到達者0…!!
こんなエラー表示ないやろがい!
これがもし、ノベコレ掲載だった場合
「あのノベコレの審査に通ったんだから、エンディングはあるだろう」
「バッジもあるし、必ず通れる場所があるはずだ」
と信頼で挑戦してもらえたのかもしれません。
しかし、BOOTHの出来立ての信用のないブランドの作品は、その熱を起こすことはできなかったようです。
軽々とはいえ、色々仕込んだのに…!
でも、回答をそのまま教えて廻るのは風情がない…
じゃあ、その回答をゲームの形に落とし込もう!
というわけでできたのが
「バッジ獲得RTA」っていうわけ。
ノベコレ掲載されたかったーーーーっ!!!
売名は置いとき、この2作両方ともノベコレ特有システムである
バッジ(実績)機能が主軸で成り立っています。
また、「おはなしアリス」ではブラウザ版では絶対にクリアできないので、DL版を何度もDLさせることでDL数増やしてランキングに・・・
とかいう仕組みも想定してました。
ノベコレニュースで目立つようなタイトル絵にして、実際やってみたら真っ暗画面でなんだこれ!?
で解読班ができあがって実況盛り上がって謎を追っていくみたいな。
物欲の塊みたいな製作者ですね。
「おはなしアリス」はまあバグ演出が審査に引っかかったので
今度は掲載されるように色々丁寧に作ったのが「バッジ獲得RTA」です。
なんでこの名前にしたの?っていうと裏設定があったりしますが、
そうだと思ってやってたら、実は奥が深かった。
これは自分だけの発見だ!
という体験ができるので、こういったゲーム好きなんですよね。
結果、たぶんこのタイトルの所為で審査NGでした。
「おはなしアリス」にちなんで「いじわるアリス」とかにしておけば通ったかもしれないですね。
でも、「いじわるアリス」を想定して来た客層は求めてないんですよね。
「いじわるアリス」と「バッジ獲得RTA」だったらバッジ獲得RTAをプレイする客層を求めていたのだ。
そんなわけで、「バッジ獲得RTA」は必ず通るだろう!と自信があったので
今作は前作に比べてかなりノベコレに依存した形にしてあります。
これらは本来ノベコレで取得できるはずだったバッジです。
ゲームの紹介画面では2つしか映ってなくて、ゲーム内でも2つしか表示がないのに、
ノベコレ画面だと3つ目のバッジがあるぞ!?
どこかに隠しモードがあるのか!!?
と躍起になれるようなバッジデザインと仕組みにしてました。
また、3つ目のバッジの形はタグと関連するカップラーメンを想像させるので、3分間というワードが思い浮かぶわけです。
ティラノスクリプトの機能とノベコレの機能をフル活用して
初めて真価が出る作品なので、このような形にはとても残念でした。
まあタイトル名を取るか、ノベコレ掲載を取るかでタイトル名を取ったので
自業自得ですね。
今後の話
アリスシリーズはこれで完結です。
今作でアリスちゃんをぐりぐりアニメ化できたので、
ききよさん的には大満足してます。
望むならアリスちゃんかわいいのファンが増えてほしいぐらいで。
あと、このゲームがすごかった!的な感想とゲーム関連のRTをしてほしいっていうぐらいで。
あと第二回新人フリコンに応募してるので応援してほしいのと・・・
物欲の塊みたいな製作者ですね。
今年のノベコレフェス用に2つほど案があり、実現は可能ですが合格ラインが見えてないので、またポートフォリオが長くなっていくのでは?
と、心配になっています。
普通にノベルゲー作る気はいまのとこないです。
それでは、「バッジ獲得RTA」および「おはなしアリス」が愛される作品になりますよーに!
ききよ
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