見出し画像

ティラノスクリプトガチ初心者の学び方~あなたのバグはどこから?~

書くときの注意。

絶対に✖✖してはいけない!みたいな感じにまとめてみたわよ。


waitタグやtimeパラメーターの数値を0にしてはいけない。

バグの温床なので、必要ならば50ぐらいにしておくとOK.

waitパラメーターでfalseを放置してはいけない。

主に表示させる系のタグではその効果が出ないバグの原因1位。(体感)

[chara_show name="hoge" wait="false"]

#hoge
「なんちゃら」


表示させる系のタグの前には[wait time="1000"]を入れておくと安定する。
主に、「同時に表示させる」ために使う処理のため、1動作内で完結させる。
動作の終わりにwait="true"が入るのが理想。

[mask time="50" wait="true"]
[chara_show name="hoge" wait="false"]
[chara_show name="hoge2" wait="true"]

;↑ここまでが1動作

[wait time="2000"]
[mask_off]

#hoge
「なんちゃら」

[wait_cancel]のあとに[wa]使ってはいけない

フリーズする。


画像表示系のタグで、表示が黒いものになる。

storage、あるいはgraphicのアドレスが間違っている。(主にフォルダ名)

画像表示系のタグで、何も表示されずフリーズする。

1)storage、あるいはgraphicのアドレスが間違っている。(主にファイル名)
多いのは.jpgと.png の間違い。

2)タグによりデフォルト参照先フォルダが異なるため。

画像1

[chara~]…fgimage
[image]…fgimage
[button]…image
[mask]…image
[layer_mode]…image
[bg]…bgimage

主にfgimage ,image ,bgimageの3つのフォルダ。

画像表示系のタグで、何も表示されないがフリーズもしない

レイヤーが非表示。

初期作成時では、レイヤー0と1メッセージレイヤーは非表示状態。

;これで表示。
[layopt layer="0" visible="true"]
[layopt layer="1" visible="true"]
[layopt layer="message0" visible="true"]
[layopt layer="message1" visible="true"]

configから使用レイヤー数を増やすことができる。
2-16「メッセージウィンドウのテクニック」より。

パラメーターの変更を受け付けない

タグの中にすでに同じパラメーターが入っている。

[image name="map" zindex="20" layer="0" storage="image/map1.png" width="&1280/2" page="back" zindex="0"]
;↑の場合、zindexが2個。先の20を使用し、後の0は適応されない。

どこからかコピペしたとか、改造をしようとするときによく起きる。
あんまり横に長いのは書かない方がいいかも。

[trans]は新規レイヤーで行え

裏レイヤーと表レイヤーを入れ替えるとあるが、実際は表レイヤーのオブジェクトを削除して裏レイヤーを上書きする。
もし、[trans]前にオブジェクトを消していない状態で[trans]を行うと、フリーズする。
[trans]用に何のオブジェクトもないレイヤーあるいは[trans]専用レイヤーを増やしておくといいかもしれない。

ティラノスクリプトパッケージの注意

公式推奨のAtomでのティラノスクリプトパッケージにて。
[frame]の予測パラメーターがrotete になってる。 ただしくはrotate なので注意。
[chara_move]のanimタグの予測がdefなどになってる。これはtrue/falseなので注意。
[glink]にてstorageパラメーターが出ない。
[dialog]にて、typeパラメーターが出ない。

Config.ksの注意

config.ksは[awakegame]時に

TG.config.autoRecordLabel = "true";

が含まれている。これは既読機能(ラベル記録)のことだが、
system/config.tjsにて

;autoRecordLabel = false; //193行目辺り

false設定にしてても強制的にtrueに変えさせられる。
つまり、既読機能をOFFにしても初期設定の水色(0x87cefa)にテキスト色が変わってしまう。
skip機能を搭載させず、config.ksを表示させることがあるのであれば上の部分を削除、または

TG.config.autoRecordLabel = "false";

にすればよい。


ノベコレ投稿の注意

特に奇抜なものを作ろうとしてるそこの君。
ノベコレに奇抜なものが少ないのは、提出時に却下されてるからだ。
(たぶん)

R-18やR-18G、思想の押付のギリギリラインは置いとくとして、
いままで却下を喰らった理由をあげておく。

・プレイヤーがリアルに不安になる
・趣旨と異なる
・TRPGスタジオのログ

●例えば[dialog]や[wait]などでバグった演出。
起動時にデフォルトのconfig.ksに飛ぶなど。
PCが壊れたとか、このゲームバグってるのでは?と不安になる要素は却下
要はリアルな不安がなければいいので事前に「こういう演出が入ります」
といったような注意喚起が入ればたぶんOK。それが演出的に興ざめだという人は諦めるしかない。

画像2

デフォconfig.ks代わりにこんな感じに不安要素消したら通った。


●バッジ修得を露骨に目的に出したゲームなど
ノベコレの趣向と異なっているため✖。
他にノベルゲームを主体に作品群を置いているので、
それにそぐわないジャンル。
テーブルゲーム作るにも、ノベルの要素が4割以上占めてないと✖な感触。


●TRPGスタジオ出力ログの掲載先は今んとこない(21/08/24)


ノベコレ投稿その他(21/09/23追記)

大体上の通り。
勘違いしやすいのは、
・ティラノスクリプト製の奴はティラノスタジオで出力しなくても、Zipで固めてOK。
・既存のreadmeは消す。(消さなくても通るけど)
音ファイルは.oggや.m4aでなくても、mp3でOK。

結局、oggでOKといっても、掲載時はmp3に変換するらしいぞ。

mp3だけでもDL版設置してもらえてます。何故だ。

いいなと思ったら応援しよう!