少子化ジェットコースターの急降下がはじまった
つい先日、この記事を読んでいました。
◼️ちきりんの“社会派”で行こう!:年金も消費税も5年後に考えるべきだよ
2010年に書かれた記事なので、もう5年どころか9年経ってるわけですが、
この記事でちきりんさんが指摘しているのは、団塊世代の出産年齢(団塊ジュニア世代が生まれた頃)と比べて、団塊ジュニア世代の方が結婚や出産年齢が後ろ倒しになっているため、本当なら2003年ごろから急激に減少するはずの出生数が今は横ばいになっている。
この団塊ジュニア世代の出産先延ばしが終わったところから、再びジェットコースターのような急激な少子化が進むので、年金や社会保障のための消費増税も、この再度の出生数の急降下を前提として考えるべきである、というものです。
と、そんなところへこのニュースが出ました。
推計よりも2年早く今年産まれる子どもの数が90万人割れ。
推計よりも2年も早まってしまいました。
10月からの消費税増税はこれを予測できていたのか。
というかそもそも消費税が社会保障の財源になってるのは16%しかない、さらには社会保障費1300億円圧縮します、みたいな話もありますけれども。
ただでさえ予想より早くジェットコースターの急降下が始まってしまった状況ですから、私の個人的な意見としては、すぐにでも子ども手当を子ども1人あたり月額10万円×20歳まで!出すから!さらにいろいろ税金とか優遇するから!学費も出すから!家も車も心配しないで!仕事も保育園も心配しないで!学生結婚でも大丈夫!だから頼む!産んでくれー!
くらいの大胆な施策をバンバンやらないと、もう本当にあっという間に日本沈没だなぁーと思っております。
(もちろん言い方はもう少し語弊のないようにした方がいいし、別の政策でもいいけど。笑)
自己責任だー、育休取るのは迷惑だー、3歳まで家で子育てしろー、とか冷たいこと言ってる間に、
みんなが乗ってるジェットコースターは落ち始めちゃいましたよ?どうします?