進次郎が育休取るのってそんなに影響あるの?2つのファクトで簡単に説明します【#進次郎の育休応援】

以前、こんなエントリを書きました。

そして、昨日飛び込んできたビッグニュース!

「小泉進次郎環境大臣が2週間の育休取得へ」

やったーーーーー!!!
と私は狂喜乱舞の勢いでしたが、まだまだ世間では懐疑的な見方をする方も多い様子。

そんな懐疑的な見方をする皆さんに、ぜひ簡単に2つのファクトをご紹介します。
この進次郎の育休を私が大絶賛する意味がわかっていただけるかと。

1. 育休は制度よりも取れる「空気」が大事!

男性育休取得率が7割にのぼるノルウェー。日本から見ると育休先進国です。
そんなノルウェーの調査結果をご紹介します。

同国は、1993年の育休改革で、3%程度だった取得率を一気に35%まで伸ばし、そこから10年以上かけて約70%まで引き上げた。当初は給付金の充実など政策誘導の効果が大きかったが、その後は、育休の「連鎖」が広がったことが要因だったという。同国の経済学者の分析によると、同僚や兄弟の中に率先して取得した人がいた場合は、取得率が11~15%上昇。上司が取得した場合は、その2・5倍の影響があったという。

ノルウェーでも、育休取ります、と言いやすい「空気」になってきたことで、取得率が上がってきたんですね。

とはいっても、育休取りやすい空気とか、やっぱり海外だからじゃないの?日本でそう簡単に上手くいくの?
と思う方もいるかもしれませんが、ぜひこの事例をご覧いただきたい。

2. 三重県でも、知事が育休を取ることで育休取得率が上がった!

どうですか!皆さん。
3〜4割の男性が育休を取ってる組織が日本にもあるんです。

三重県も、最初は育休取得率1.9%だったのですから、全国平均の6.16%よりもずっと低かったのです。
おそらくこの頃は「育休取る」とは言いづらい空気があったと思います。

それが、知事が2回育休とったら、36.7%ですよ!子どもが生まれた3〜4割の男性が育休を取ってる。すごいですよね。

これから男性育休がもっと増えますように!空気を変えよう!  #進次郎の育休応援

小泉進次郎氏は環境大臣であるだけでなく、日本政府の一員でもある。
環境省だけでなく、日本のリーダーの1人でもあります。

もちろん、今までの言動や報道で、彼に政治家としていいイメージを持っていない方も多いかもしれません。
でも、彼個人のイメージと、今回の育休取得についての評価は分けて考えるべきだと思います。

なんせ、少子化は日本最大の早急に対処が必要な国難です。
少子化対策になることはなりふり構わずどんどんやっていくべきなのです。

世界では、男性の育休は「父親の権利」であると同時に「子どもの権利」と定めている国もあります。

自民党という、日本トップクラスの古い家族観を持った爺さん議員が幹部にゴロゴロしてる組織にいながら
「育休取ります」と言えたことだけで私は憲法改正なんかより、よっぽど素晴らしい功績だと思います。

私はこのシンボリックな出来事に、2020年代、日本が変わるなー!
って未来感じちゃってワクワクしています。

Twitterでは「#進次郎の育休応援」という彼の育休を支持するハッシュタグも登場しました。
進次郎が踏み出した1歩は父親としては小さな1歩かもしれませんが、日本社会にとっては大きな1歩となることでしょう!

空気を変えて、育休を取りやすくし、子育てがしやすい社会にしましょう。

これから元気な赤ちゃんが日本にたくさん生まれてきますように!
生まれてきたら、父親、母親、社会のみんなで子育てしましょうね!

空気を変えていきましょうー!

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