今日から毎日できる、ゆる政治参加のすヽめ

先日、こんな記事を書きました。

結論としては、
【政治家を監視する・諦めないで声を上げる・選挙に行く】 
ということなのですが、選挙に行くのは投票日の1日だからいいとして、
「政治家を監視する」とか「諦めないで声を上げる」って結構継続して意識し続けることが必要なのでハードル高いなあと思う人も多いのかなー、ということで、ゆる~くできる、政治家を監視したり、諦めないで声を上げる方法をご紹介したいと思います。
これをするだけでちょっと政治が身近になり、うまくいけば自分の要望を政策などに反映してもらいやすくなるかもしれません。

ズバリ!

政治家のSNS(TwitterやFacebook、Instagram、YouTubeなど)をフォローしろ!

……思ったよりフツーですいません。笑
でも、こういうゆる~く始めるところからでいいと思うんです。
タイムライン眺めてたら時々政治家の人の投稿が流れてくる、そのくらいでいいです。
でもこれで、ゆるく「政治家を監視する」ことができます。

フォローした議員さんの情報から、周りから「もしかして〇〇党員?」とか思われるのでは……とか心配なら満遍なくいろんな党の議員さんをフォローすればいいんです。というか、そういう方がバランス取れていていいと思います。

個人的にオススメは国会議員だけじゃなく、地元の都道府県議員さんや市区町村議員さんをフォローすること。
意外と地元の議員さんにどんな人がいるか知らない人が多いと思います。

でも、ちゃんとお仕事してる議員さんは、例えば先日の台風19号の被害の様子や避難所の様子を視察に行ったりして情報を発信してます。
もしかしたら「やってる感」を出すためのポーズかもしれない?でもそんなポーズも取れない議員さんも世の中大勢いるんですよ。そういう人よりポーズだけでも取ってくれる方が何倍もマシです。

フォローして1〜2カ月タイムラインを眺めてれば、どの議員さんが議会以外にもいろいろ有益な活動をしてるのか、どの議員さんが情報発信すらしないのか、分かってきます。
ちゃんと活動してる議員さんは、表面的ではなく中身のある投稿してるのが分かると思います。
その中から共感できるなー、頑張ってるなーと思う議員さんは、ぜひ名前も覚えて次回の選挙ではぜひ投票で応援してあげましょう。

例えばあなたが名古屋市民なら、愛知県知事の大村さんと名古屋市長の河村さんはフォローしておくべきでしょう。
https://twitter.com/ohmura_hideaki
https://twitter.com/kawamura758
……おや、この2人はあいちトリエンナーレの件で対立する主張をされていたおふたりですね。
普段からどんなことを投稿してるかを見るだけで結構見えてくるものがあると思います。

慣れてきたら、議員さんにリプライして要望を伝えてみよう!

時々議員さんに自分の要望をリプライで投げかけてみましょう。
例えば「避難所にこんな支援物資を送ります」という投稿に対して、こういうものを入れてほしい、とか、地元の避難所にもこういう設備を設置できないか、とか。
もちろん普段の暮らしの中で感じることでもいいのです。
「小学校の通学路にブロック塀が多くて、地震などで倒れてこないか心配なので、何かうちの自治体でも対策を取ってくれないか」とか。
具体的な他地域の事例やアイデアなどがあるなら議員さんに教えてあげるといいと思います。

要望をどんどんリプライするなんて厚かましいように感じるでしょうか?
でもよく考えてください。主権者は誰ですか?
国の主権者は国民。市区町村の主権者はそこに暮らす住民です。
議員さんは国民や住民の声を代弁する人。本来は「御用聞き」なのです。
だったらどんどん御用(要望)を聞いてもらいましょう。
これは「諦めないで声を上げる」ことにも繋がると思います。

これの良いところは、いろんな議員さんを良い意味で「使う」ことができるところです。
選挙で投票できるのは1人だけ。でも要望を送るのは何人でもできます。
こういうことに困っているからぜひ取り組んでほしい、という要望があるならいろんな議員さんに呼びかけたらいいのです。
全員がその政策を強力に推し進めてくれるわけではないかもしれませんが、少なくとも声を届けることができる。

また、リプライとして誰にでも見える場所に意見を書き込むことで、賛同してくれる他の人がリツイートやいいねを押してくれるかもしれません。
リプライを議論の場にしてしまえばいいのです。

また、時々議員さんの方から「今度議会で答弁の時間があるので、どんな質問をしてほしいか募集します!」という投げかけをしてくれることもあります。


先日は、国民民主党の党首、玉木さんが国会で質問する内容をTwitterとYouTubeで募集する企画を行なっていました。
もちろんすべての意見が採用されるわけではありませんが、質問を考えるにも多少はちゃんと調べたりしないといけないし、他の人がどんなことを投稿しているか見るのも勉強になるし、なによりどの質問が採用されたのか気になるってだけで国会がちょっと面白くなります。
こういうのは政治に少しでも関心を持ってもらうためにはとてもいい企画なのではないかと思いました。

今の日本は間接民主主義で政治が行われていることが多いのですが、SNSをうまく使うことで、感覚的には直接民主主義に近くなるのではないかと思います。

政治って身近じゃない、自分の1票で社会が変わる気がしない。
それは政治が議会の中だけで行われているように感じるからでしょう。
でも議会に出席する議員さんにどんどん意見を出していけば、少しずつそれは議会の中にも反映されてくると思うのです。
そうなってくると政治は面白くなります。だって自分の意見が社会を変えるのですから。

そんなわけで、SNSでゆる〜く政治を監視したり声を届けたりしてみよう!というご提案でした。

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