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手帳が好き!UIデザイナーの視点から、手帳のフォーマットを考察

近年デジタル化が進み、スマホやタブレットの中でスケジュールを一元管理することが可能になっています。
そのような世の中で、私は依然として紙の手帳派です。
UIデザイナーという職業柄、日常的にパソコンやスマートフォンを触る時間が長いこともあり、紙に触れる・字を書くという行為そのものが気分転換の一環になるからです。

今回は、手帳のフォーマットについて、どんな人が使うといいのか?という観点で整理してみました。


📖 フォーマットの分析

一口に手帳と言っても、さまざまなフォーマットがあります。
自分も全てを網羅したわけではありませんが、実際に使ってきたものから分析したいと思います。

①ブロック型

特長
曜日ごとの記入欄が広いので、自由度が高い
見開きで1週間の予定を見渡すことができる

適したユーザー
イラストやシールを貼りたい人
日記として使いたい人
細かいタスク管理というより、要点だけ記入したい人

この手帳を使ってみて
ブロック型は、曜日ごとに大きく記入欄が確保されています。
「さあ、何を書こうかな!」と想像力を膨らまして自分だけの手帳作りを楽しめるフォーマットです。

一方で、書くことが思い浮かばず、「空白のページが続いてしまった・・」と反省する週もありました。自由欄が多いと困るタイプの方には向いてません。

②バーチカル型

特長
時間単位で書き込める
進行しているタスクを並行して確認できる

適したユーザー
達成状況を可視化したい人
資格取得や試験などに向けて細かく時間管理したい人
自由記入欄があっても使わないタイプの人

この手帳を使ってみて
細かく時間管理できることが最大の特長です。
何かしらの目標に向けて勉強したい時に向いてます。
意外かもしれませんが、書くことが思い浮かばないタイプの人にもおすすめです。欄がキッチリ決まってるので、スケジュールを書き込むほか、自分自身の生活習慣を見直すなど記録する目的で使用することもできます。

ただし、自由度は少ないため、ゆるく楽しく手帳を作りたい方には向いてないかもしれません。

③レフト型

特長
ある程度時間単位で書き込めるかつ、自由記入欄も確保できる
①と②のいいとこどりをした万能なレイアウト

適したユーザー
ある程度スケジュール管理したい人
手帳初心者の人
どの手帳が向いてるのか分からない人

この手帳を使ってみて
自分が初めて使った手帳がこのフォーマットでした。使い勝手のバランスが非常によく、万人におすすめできるフォーマットです。

特にデメリットは見当たらない型ではありますが、①ほどの自由度はなく、②のような細かい時間管理には向いてません。もしこのフォーマットに不自由さを感じた場合は、他のものを探ってみるといいかもしれません。

🔍 自分の手帳を分析

全体→細部の把握ができる工夫が盛りだくさん

以下は、自分が実際に使っている手帳です。

フォーマット:ブロック型
シールを貼ったりメモをしたりと自由に使いたいのでブロック型を愛用してます

この手帳で特に使いやすい!と思ったところは、曜日ごとのブロックのほか、週全体に使える自由欄が広めに確保してあることです。

チェックリストを作成したり、重要なイベントを記入するエリアとして柔軟に使い分けできます。
この欄は、同じブロック型でも手帳によってかなり大きさが変わるのですが、自分にとっては理想的な大きさでした。

さらに、このページが何周目の地点なのか分かるように、月間カレンダーに下線が引いてあります。

「いま何週目なのか」をすぐに確認できる

UIデザインにおいて、現在地がどこなのか把握できるかどうかは使い心地に大きく関わってくるので、こういうアイディアがあるんだな〜と勉強になりました。

プロダクトの観点になってしまいますが、色違いの栞紐(しおりひも)が2本ついている点も気に入っています。

どのページに挟んだ栞なのかを色で判別できる

自分の場合、月と週の両方のページに挟んで使用しています。

この手帳は、使っていくうちに「ここが使いやすいな〜」という発見がいくつもありとても気に入っています。2024~2025はこの手帳と共に過ごしていきたいと思います!

時間・タスク管理に特化したデザイン

スケジュール管理が必要な時期は、以下のものを使うことが多いです。

この手帳の最大の特徴は、左右見開きで異なるフォーマットを採用していることです。

左:毎日のスケジュール(時間単位)、右:タスクの進捗

タスクがどのくらい進んでいるのか把握しながらスケジュール管理できるので、モチベーションの維持に繋がります。
縦+横のフォーマットを組み合わせるという大胆なデザインですが、構成自体はとてもシンプルなので、手帳に慣れてない方でも使いやすいと思います。

また、自分で日付を記入するタイプであることも特徴のひとつです。

「何日から何日まで」を自由に記入

スケジュール管理したい期間だけ使うことができますので、ページが無駄になりません。数週間〜数ヶ月飛ばして使用することが可能です。

📚 おわりに

自分は、日記を書いたりイラストを書いたりとフリースペース的に使うことが多いため、自由度の高いフォーマットを選ぶことが多いです。
しかし、どの手帳も違った良さがあり、今後生活スタイルの変化によって別のフォーマットに切り替えるかもしれません。

皆さんもぜひ自分に合った手帳を探してみてください。



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