万能ダウンロードツール「youtube-dl」の使い方をまとめてみた
youtube-dlとは、Youtubeをはじめとする様々なサイトから動画をダウンロードするするコマンドラインツールである。
知らない間にTverもダウンロードできるようになったっぽいので、
オプションやら使い方をまとめてみる。
インストール
(Windowsでの方法)
youtube-dl
にある「download an .exe file」のリンクから youtube-dl.exe ファイルをダウンロード。任意の場所に置く。
自分はffmpegが置いてある場所に置いてある。(Pathを通してるから)
Pathが通ってない場合は通しておく。
※Pathの通し方
検索バーから「環境変数を編集」を開く。
〇〇のユーザー環境変数のPathをクリックしてから編集をクリック。]
新規をクリックしてPathを入力。
OKを忘れずに押すこと。
バッチファイルの作成
コマンドプロンプトで毎回入力するのは手間なので、
バッチファイルを組んで実行する。
txtファイルに以下を記述。
rem URLを入力する
set /p inURL="URL:"
rem youtube-dlを実行
youtube-dl %inURL%
pause
保存の際、拡張子txtをbatに変更する。
.batファイルをダブルクリックすれば実行される。
オプション
youtube-dlの実行には様々なオプションをつけることができる。
ファイル形式を指定
最高画質
-f bestvideo+bestaudio
1080p
-f 137
720p
-f 136
360p
-f 18
利用可能な形式の一覧を出力
-F
(formatの列にある数字を指定すればその形式で出力できる)
拡張子を指定
mp4で出力
--merge-output-format mp4
ファイル名を指定
日付
-o %(upload_date)s
タイトル
-o %(title)s
アップロード日時指定
2020/1/5以前にアップロードされた動画
--datebefore 20200105
2020/1/5以降にアップロードされた動画
--dateafter 20200105
過去6か月間にアップロードされた動画
--dateafter now-6months
2019年1月5日から2020年1月5日にアップロードされた動画
--dateafter 20190105 --datebefore 20200105
url.txtを読み込む
-a url.txt
(url.txtを作成し、URLを入力して保存しておく)
よく使うバッチファイル
youtube動画変換
set /p inURL="URL:"
youtube-dl %inURL% -f bestvideo+bestaudio --merge-output-format mp4 -o "youtube-dl\%%(upload_date)s %%(title)s"
pause
基本これでほとんどの動画はダウンロードできる。
再生リストのURLやチャンネルのURLにも対応している。(ただよく固まる)
最近アップデートされたらしく、Tverもこれでダウンロードできた。
youtube生配信変換
set /p inURL="URL:"
youtube-dl %inURL% --hls-use-mpegts --merge-output-format mp4 -o "youtube-dl\%%(title)s"
pause
生配信をリアルタイムで保存する場合は、--hls-use-mpegtsのオプションが必要らしい(?)
※2021/09/12追記
Youtube生配信をリアルタイムで保存する場合、「youtube動画変換」でも保存可能となっている
url.txtからyoutube動画を変換
youtube-dl -f bestvideo+bestaudio --merge-output-format mp4 -o "youtube-dl\%%(upload_date)s %%(title)s" -a url.txt
pause
まとめて動画をダウンロードしたいときに便利。
再生リストからまとめてダウンロードしようとするとよく固まるが、この方法だとスムーズにいく。
twitter動画変換
set /p inURL="URL:"
youtube-dl %inURL% -o "youtube-dl\%%(upload_date)s %%(title)s.mp4"
pause
twitterだと使えないオプションが多いらしい。
%(title)sはツイート文を拾うが、絵文字などが使われていると保存できなかったりするのでその時は%(title)sを消してから実行する。