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開運神社御利益巡り 80

御葬儀が入り、相談準備をしておりました。拙寺は、供養寺ですから、当たり前ではあります。
宗派によっては、亡き方を御縁として、我々が仏さまのみ教えに会わせていただくと、説きます。

確かに、自分の御葬儀に現れて、自分の御遺体を眺めていたり、揺り動かそうとしたり、近親者の方に必死にご自身の存在をアピールする方もいらっしゃいます。

化縁すでに尽きぬれば、浄土に還りたまいにき

源空上人、法然さまが今世の御縁を卒て、浄土にお還りになりました。

ということですね。

本師源空のをはりには光明紫雲のごとくなり音楽哀婉雅亮にて異香みぎりに映芳す

法然上人が遷化された時には、天から光明、虹色の光が差し込んで来て、妙なる音楽が奏でられ、なんとも言えない、芳しいお香の匂いがしたと、親鸞聖人が描いておられます。

まさに生き仏だったのかも、知れませんね。

愚僧はただただ、故人さまに、お声がけして上がるように、お話します。

ほとんどは、ご理解いただけるのですが、

アンタは?

と聞かれた時があります。

私はシンプルにそのうちにね。
でもいまじゃないよ。

と答えています。

ハッキリ言うてあげんしゃい。

なんて?

自分は仏様ん浄土にいけん。
と。

なんでなんで?
なんでいけんと?
一応坊しゃんだし。

甘ったれたらつまらん!
アンタは毎日神しゃまにお仕え
しよーやろう。
アンタんワンコともども
やけん、次んお勤め先は
決まっとーっちゃん。

どこね?

神様にお仕えする、御神使や御眷属ん
下働きばい。

それ完全にブラックやなかと?
知っとーばい。
デカかとこは、正月三が日、
土日は休みなかろう!
おまけに給料、御手当なしばい。
最悪じゃ。

馬鹿やなあ。
最善ばい。
歓べ!
かおが引き攣っとる(笑)


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