年子育児と兄弟ゲンカのこと
こんにちは。かこママです。
あなたはこれまで兄弟ゲンカはしてきましたか。
お子さん達のケンカに「また始まった。いい加減にして」と思う日もあるかと思います。
今回は我が子のケンカの歴史を振り返ります。
これから年子育児が始まるパパママさんに参考になれば嬉しいです。
宜しければ読んでいってくださいね。
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我が家は1才5ヶ月差の姉妹がおります。
次女が赤ちゃんの頃は、次女に左手で母乳をあげながら、右手で長女の離乳食の介助をしつつ、自分も同時にご飯を食べる。
動物の本能のままに次にやるべきことだけをする。
目の前に次々に起こる問題を解決することに集中するあまり、1秒たりとも過去を振り返ることすら出来ませんでした。
あの時の経験があるから、どんなことも大変と思わなくなり、私にとって貴重な財産になりました。
では年齢ごとにケンカの度合いをみていきましょう。
◎長女3歳、次女2歳(イヤイヤ期真っ最中)
次女の離乳期が終わり2歳ごろになるとようやく姉妹で遊べるようになりました。
育児にも変化がありました。
ほんの少しだけどラクになった気がすると感じました。
しかし、姉妹で仲良く遊ぶと思いきやすぐケンカが始まります。
必ず姉妹のどちらかが泣きわめくのです。
毎日、長女と次女が交互に泣いている状況です。
仲良く遊ぶ日は殆ど無かった記憶があります。
当時は、何歳になったら年子育児が楽になるのだろう。
子どもを可愛いと思える心の余裕も無かったように思います。
◎長女4歳、次女3歳
やっと仲良く遊べるようになってきました。
仲良く遊べる半分、ケンカ半分くらいでしょうか。
2人で仲良く遊んでくれるので、その間に家事をしたりできるようになります。
母もだいぶラクになってきました。
当時は次女のイヤイヤ期に振り回されていました。
どうしてこんなに自己主張が強いのか。
自分の意見を伝えるのに必死になっていて将来が楽しみだと思うようにしました。
◎長女5歳、次女4歳。
次女の年齢があがる度にケンカの頻度が減ってきているのを実感します。
心に余裕ができ、子どもたちを心から可愛いと思えるようになってきます。
◎長女6歳、次女5歳
泣いたり笑ったり、本当に2人は仲良し。
ケンカは相変わらずですが。
2人とも大きくなると、叩いたりちぎったり噛んだり思いっきりやってお互い泣いています。
勝手にケンカが始まり、勝手に仲直りしています。
2人で遊んでくれるので、母ちゃんは楽ちん。
自分の時間が作れるようになりました。
ケンカの原因は何なの?
原因は3つです。
①おもちゃの取り合い
②親の取り合い、やきもち
③次女の発達段階
①おもちゃの取り合い
一定の年齢の子どもが集まれば、おもちゃの取り合いは自然なことです。
我が家はおもちゃは基本的に1つずつです。
その中でも誕生日プレゼントの取り合いをよくやっています。
とはいっても、どちらかの誕生日に2人にプレゼントをあげてはいません。
誕生日の子だけにプレゼントをあげます。
②親の取り合い、やきもち。
次女が産まれてすぐ長女のヤキモチが始まりました。
その後、次女がある程度成長すると次女のヤキモチも始まります。
そうこうしているうちに
長女は「父ちゃんが良い」
次女は「母ちゃんが良い」
とうまい具合に分かれました。
その日の気分だったり状況で
今日はパパ、今日はママと
使い分けるという器用さも出てきました。
今後も何歳になってもヤキモチは続くのではないでしょうか。
③次女の発達段階
イヤイヤ期、自分のおもちゃは自分のモノ。
他人のおもちゃも自分のモノ。
・長女が次女に説明しても次女は理解できるはずもなく、すぐケンカです。
(かーして→いやーよ)
・長女が次女にお世話してあげたい
→次女は自分で何でもやりたい時期。
2人の気持ちが合わなくてケンカ。
もうこれは発達段階なのでしょうがないです。
ケンカも大事なコミュニケーション
私の対応としては
手が出たら中に入るようにして
叩くのはダメだと教えていました。
仲良くしなさいケンカやめなさいとよく言っていました。
しかし、
深く考えていませんでしたが、ケンカは自分の嫌を伝える練習になるんです。
まさに交渉の練習です。
子どもの頃に嫌という気持ちを人に言えないと、大人になってから苦労します。
社会に出てからずっと我慢していると体が不調になったり、どこかで感情が爆発してしまいます。
どう交渉して、どう解決策をたてて、どう落とし所をつけていくか、という力を育てます。
ケンカは悪いことではないし、そういうものを学ぶ大事なコミュニケーションなんじゃないかと思うとケンカも悪いモノじゃないなと思えませんか。
それが大人になってから、我慢をどう受け入れるのか。
自分の意見を尊重し、かつ相手の意見も尊重して、落とし所をつける。
そういうのを頭の片すみにいれて置くとケンカも悪いものじゃないなと思えるかもしれません。
人を叩いてはいけないと言うのは変わらず伝えています。
子どもは親の背中をみていますから
私も行動と言動が伴うように意識していきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
どなたかの参考になれば嬉しいです!
また後でね。