見出し画像

2024年システムアーキテクト試験に合格しました📝

はじめに

2024年春のシステムアーキテクト試験で合格しました!
ありがたいことに1回目の受験で合格することができました。

独学でほぼ参考書のみで勉強したので、特に午後Ⅱの論文対策には苦労しました…。
同じような境遇の方の参考になればと思い、今回こちらを書くことにしました。


書いている人間について

一応最初に自分のことについて書いておきます。
文系大学卒で、SIer系企業に新卒で入社するまで全くプログラミングなどの経験はありませんでした。
内定時点でSEになることは決まっていたのですが、「入社してから研修で勉強できるから、大学生活楽しんで」という人事のありがたいお言葉をそのまま受け取り、全くの未経験での入社でした…。

入社2年目になってすぐの春に基本情報に合格。
その後転職して社内SEになりました。
しばらくして(多分基本情報を取ってから3年後?)応用情報に合格。
その1年後にシステムアーキテクトに合格しました。
一応今まで全て資格は一発合格で、20代で高度資格試験も合格することができました。ありがたい…。

システムアーキテクト試験は以下が対象者像となっています。

高度IT人材として確立した専門分野をもち、ITストラテジストによる提案を受けて、情報システムを利用したシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、開発を主導する者

https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sa.html

しかし、私がこの対象者像に当てはまっていたかというとそんなことはなく…単なるチームメンバーでした。
ただリーダーの方がいつもやることの意図や考え方などを言ってくださっていたので、そのリーダーになりきって(なりすまして?)なんとかなったのかなと思っています。

試験結果

マイページのスクショです

午前Ⅱがギリギリでしたね…。
午後Ⅰは自己採点だと60〜70点くらいかな?と思っていましたが、割と甘めに採点してくれたのかなという印象です。

試験対策

4月半ばが試験ですが、年末年始のお休みから勉強を始めました。
大体3ヶ月半ほど勉強したかなという感じです。
参考書はこちらを使いました。

特にこだわりはなく、本屋さんに行って何冊か見比べてみて、自分が一番わかりやすいかなと感じたものを使っていました。

こちらで午前Ⅱから午後Ⅱまでカバーできますが、論文についてはもう少し対策が必要だと思い、以下の参考書を追加で購入しました。

読みながらところどころで実践するような形式でわかりやすいですし、論文の例がたくさんあるので様々なパターンを学ぶことができておすすめです。

午前Ⅰ・Ⅱの対策

応用情報に合格してから2年以内だったので、午前Ⅰは今回は免除でした。
そのため午前Ⅱについてのみ記載します。

私はこのような感じで勉強しました!

  • 参考書をざっと読む(1周目)

  • 参考書をちゃんと読む(2周目)

  • ネットでひたすら解く

まず参考書をざっと読んで、大体の内容を把握します。
ここでは単語を覚えたり、詳しいことを覚えたりすることはせず、あくまでこういうものがあるんだな〜というのを知ることを目標にします。

1周目でざっくり知ったら、2周目である程度単語を覚えられるようにきちんと読みます。

あとは実際に問題を解きながら覚えていく!ということで、ひたすら過去問を解きました。
過去問道場はないので注意です…。
過去問道場がないと本当に辛い…ありがたさを強く感じました。

午後Ⅰの対策

参考書の解説を読んで、解き方を学びます。
文章問題で、どちらかというと国語の問題っぽい感じです。
技術的な知識よりも読解力が必要かなと思いました。

こちらも過去問を10年分解きました。
大体2周したかな?
過去問をたくさん解く中で、自分と相性の良い問題が分かってきました。
当日どのような問題を選べば良いかの参考になります。
問題を選ぶのになるべく時間を使わず、問題を解く方に時間を使えた方が良いですからね…!

午後Ⅱの対策

論文対策用の参考書を買いました。
まずはその参考書を読みながら、参考書内で出てくる問題を解いたり、解説を読んだりしました。
ここで論文の型というか、お作法のようなものをきちんと覚えるのが大切だと思います。

論文対策用の参考書を一通りやったら、あとは過去問をひたすらやりました。
正直全く書けないなというテーマもあるので、まず書けそうなテーマを探してやっていました。
最初は時間配分を考えずに、とにかく論文を書くことに集中します。

論文を書くときは原稿用紙(横書き)を使うのがおすすめです。
100均とかに売ってるやつを惜しみなく使いましょう。
文字数が決まっているので、圧倒的にやりやすいです。
また、実際の試験も原稿用紙に横書きなので、練習という意味でもやっておいた方が良いと思います。
あと意外と漢字が書けなかったりするので…漢字が書けないからひらがなで書くか言い回しを変えるかなど、地味ながらも直面しやすい問題への対処の練習にもなります。

論文を書き上げた後は、chatGPT先生に添削してもらっていました。
手書きなので画像で文字の認識もなかなかしてくれなかったため、音声入力をメインでちょくちょく手入力を併用する形でやっていました。
第三者に見てもらって書いてあることだけでプロジェクトの事情などが伝わっているかや、文章的におかしくないかなどを確認できます。
また、私はもっと具体的に書くように指摘されることが多かったので、「あなたならどのように書きますか?具体的な文章で教えてください」というと、こちらが入力した事情を踏まえて具体例を書いてくれます。
これで書き方や言葉の使い方をだいぶイメージしやすくなりました。

あとはとにかく繰り返しやることだと思います。
私は書けないテーマが出たら捨てることにして、自分が書けそうなテーマの論文のクオリティを上げることにしました。
そのため、過去問を10問ほどを約2周しました。

合格論文

合格してから手続きを行うと、実際の試験の回答用紙のコピーを送ってもらうことができます。
ちょっと恥ずかしいので有料記事で公開させていただきます。
こんな感じでも合格できるんだなってことを見てもらえれば良いかなと思っています。

後ほど合格論文は別のnoteとして投稿しようと思っていますので、ご興味がある方、よろしければご覧ください!

投稿したらこちらにリンクを貼ります。

(追記)
投稿しました!


いいなと思ったら応援しよう!