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【前十字靭帯断裂の旅】手術後5~7日目

ACL再建手術から5日目に松葉杖デビュー

左膝の前十字靭帯再建手術と右膝のガングリオン除去と両脚が傷だらけの状態ですが、右膝の筋力などに問題がなかったため、松葉杖デビューしました。前十字靭帯再建手術のみならば、点滴が終わり次第の松葉杖デビューもありそうです。

私は、しばらくは右脚の鵞足炎の症状の様子を見ながら、車椅子と松葉杖の併用生活ですが、右脚の筋肉をできるだけ落とさないという意味でも、一歩前進という感じです。

毎日、リハビリは午前と午後の2回。
午後のリハビリの前後には、うつ伏せ状態でハムストリングと大殿筋、仰向けで腸腰筋や腹筋、大腿四頭筋、横向きで側腹筋や中殿筋などのトレーニングなどを欠かさずにすることにしました。
部屋ではチューブを使ったふくらはぎのトレーニング、肩甲骨まわりや腕のトレーニング、簡単な体幹トレーニングなどもしています。

手術から6日目に入院患者さんの睡眠の実情を知る

この日、個室から4人暮らしの大部屋に移動しました。

午前中にはお風呂判定があり、明日から1人でシャワーを浴びていいことになりました。これで思う存分筋トレに励むことができます。そのほかにも、薄汚れていたシーツを替えてもらったり、食堂でご飯を食べるようになったりと、うれしいことがたくさんありました。あと、松葉杖をついている時の姿勢などでいろいろな方に体幹の強さを褒めてもらいました。シンクロのおかげですね。

ほかの入院患者さんと話すうちに、個室でも大部屋でも、誰一人としてよい睡眠が取れていないことがわかりました。まさに日本あるあるの課題のひとつです。睡眠や休息の重要性が軽視されているようにも感じます。

私は持ち込んだマイ枕と耳栓のおかげで寝不足まではいっていませんが、廊下の灯りや廊下から聞こえる音が気になってなかなか深い眠りに入れないことがあります。夜中にトイレに起きる患者さんの足音やドアの開閉音も睡眠の妨げのひとつですが、施設の配置、看護師さんたちの歓談の声、非遮光カーテン、個人で室温管理をしにくいところなどが、睡眠の質を下げる原因となっていると思います。

手術から7日目に本格的に人との交流が始まる

この日に右膝の傷テープを取りました。そして、ごはんを病室ではなく食堂で食べるようになりました。

病院食になってから早食いになってしまっているのが気になります。お昼も夜もわずか15分くらいで完食してしまいますが、まわりの患者さんはもっと早いので、ちょっと心配ですね。ちなみに私が入院している病院は年配の患者さんばかりです。

ほかの患者さんと簡単な会話をしますが、どの方も穏やかで前向きです。南郷という土地柄もあるかもしれませんが、いろいろなことをオープンに話せる年配の方が多いところもなかなか悪くありません。また、自分の祖父母とはあまり話したことがないので少し新鮮に感じます。

リハビリ室が午後から休みだったので、理学療法士さんに許可をもらい、1人で筋トレに励みました。みっちり1時間筋トレをして久しぶりにいい汗をかいたので、身も心もリフレッシュできたと思います。やっぱりリハビリ用のベッドは病室の就寝用ベッドとは違い、安定感があるクッション性で幅も広くとてもフロアトレーニングによいです。

個室から大部屋に移動してきてわかったこと

ベルリンっぽさを感じる病室からのながめ

・個室では一人の空間でリラックスできるものの、個室の居心地は病棟のレイアウトに大幅に左右される
・ナースステーションやトイレの近くは落ち着けないのでおすすめできない
・人数がいなくてもいびきをかく人やルールが守れない人がいなければ快適に過ごせる
・大部屋でも十分な広さがある
・外の景色が見える窓側がおすすめ

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