网剧棋魂/中国実写ドラマ「ヒカルの碁」のオススメポイント&原作との違い
※原作のネタバレを含みます
※ドラマのネタバレも多少あります
※個人の見解です
※解釈には誤りがあります
オススメポイント
❶感情表現の厚みが凄い!
生身の人が演じると喜怒哀楽が3倍!!
感情やら、キャラクターやら、ストーリーがめちゃくちゃ厚み増して立体的になる!
嬉しいシーンはもちろんのこと、
ヒカ碁って、プロになる進藤と囲碁部とのギャップみたいなものや、母親からの心配、囲碁に対する思いと世間のズレなどが結構シビアに描かれてて胸が痛くなることがあるけど、ドラマだとより"来る"。
そして何より、佐為が消えてから佐為がいたに至るまでの進藤が見てられないくらい辛い。。
原作もそうだけどドラマも内容は違えどそこは長めに描かれてて辛い。。。
だけど、そこが良い!!!
辛ぇクソデカ感情だーいすきだから最高!って言いながら見てる。
❷オチが分かりやすい!
原作は勝敗に目を向けるとあまり良い結果では終わらない。
個人的には未来を見据える感じで終わることで、将来の可能性を見出すために意味があったと思ってるから気にならないけど、人によっては物足りなさを感じたり、オチがよくわからない人もいると思う。
けど、ドラマはオチがとてもわかりやすい!
原作よりスッキリ終わる印象!
私はどちらのオチも大好き。
❸普通に面白い!
これ!
普通に面白い!凄い!!
佐為を3次元で表現するのは一歩間違えば、違和感凄そうだけど、全くそんなことない!
そして、一見動きがなくて地味になりそうな囲碁だけど、全くそんなことない!
それもそのはず、エンドロールが長い!!
お金も、人も、時間もたっぷりかかってる!
ありがてーーー!日本で実写化したらこうはならなかったと思うから、中国で実写化して本当に良かったと心から思ってる。謝謝🙏
原作との違い
① 2.5次元ではなく"実写化"
個人的に2.5次元と実写の違いって以下の通りだと思う。
《2.5次元》
極力原作を忠実に再現。
舞台の場合、描ききれないセットや技の演出はお客さんの想像力で補填できる。
《実写》
原作を現実に落とし込んで表現。
実際起こっていることとして描き切る必要がある。
そしてこの作品は"実写化"。
なので、2.5次元しか受け付けない方はオススメできないのかなと思った。
実写化するにあたって原作を現実に落とし込むために、描き切るために、ヴィジュアルやキャラクター、文化、時間が異なってる。
とくに文化、時間は内容に大きく影響を与えてると思う。
・文化
日本から中国の文化に落とし込むために、文化が変えられてる。
佐為は平安時代の棋士ではなく南朝梁時代の棋士、衣装も違う。
小さいことで言うと、今でも日本の大きめの大会は畳の上で座って打ってんのに、国柄なのかドラマではめっちゃ椅子に座ってる!!椅子!超椅子!
・時間
ドラマでは、わかりやすさやキャスティングの関係でなのか時代が2段階!!
その分、青春ぽかったり、受験が高校受験ではなく大学受験でより重かったりする。
それもまた良し。
《原作》
時代:連載当時(1999年)の日本?
進藤の年齢:小6〜
《ドラマ》
時代:1997年の中国、2003年の中国
進藤の年齢:小3、中3〜
② 「進藤!(ガタッ)」のメンバー
進藤に狂わされる塔矢、振り回される友人と大人達が大好きで、原作の「進藤!(ガタッ)」シーンでめちゃくちゃ沸いてる。
けどドラマでは「進藤!(ガタッ)」のメンバーが違う!!!
原作ではメインメンバーが塔矢と緒方さんの二大巨塔。
サブメンバーが越智、和谷、伊角さん。
という印象。
(塔矢名人、桑原本因坊はガタッって感じじゃないかな)
ドラマでは二大巨塔ではなく圧倒的塔矢!!!!!!!
緒方さんが原作とはちょっと違うキャラということもあって、緒方さんは塔矢に頼まれて進藤を追ってる感じ。
だから、塔矢一人が進藤を特別視してて、周りは何故進藤にそこまで肩入れすんのか理解不能って感じ。
そして塔矢が原作より少し早めに素直になる。それもまた良い〜〜〜
最後に…
大体こんな感じかなと個人的には思います。
もうめちゃくちゃ面白くて生活が狂わされるからオススメ!!!!!!!!!!!!!!!!
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