日暮里で見つけたパン屋さんやカフェ、本屋さんがある空間
いつもいつも洗練された街でご飯を食べたり、カフェに行ったりしていると、逆に庶民的で温かみのある街で過ごしたくなることがあります。
日暮里という街にやってきました。 実は以前は、谷中銀座の階段の上から眺める夕日がきれいな猫の町くらいしか知らなかったのですが、たまたま街並みの写真を見て、1週間ほど滞在してみることにしました。
今回の旅行で泊まる街を決める基準はこれだった。
静かな公園があること
夜明けと夕方に散歩しやすい風景であること。
おしゃれな大型カフェやレストランが少ない地域であること。
銭湯があること
地元住民とコミュニケーションできる空間があること。
実は、すでに日暮里に行くことを決めた後に決めた基準であることが罠なら罠。しかし、ぴったり当てはまる。
日暮里が面白い理由
日暮里駅を出て周りを見渡すと、片側にはタワーマンションが建ち並びますが、片側には谷中銀座商店街が見え、下町の雰囲気が漂っています。ここには日暮里繊維街もある。
そこで、日暮里を町民の目線で隅々まで散策してみることにしました。
私の好きなお寺や散歩に適した場所がたくさんある。
ヒグラシガーデン
大好きなコロッケ風チーズカレーパンがあると聞いてやってきた。 お店に近づくにつれ、パンの香りが街中に広がる。
ここは日本の近所のパン屋さん風のパン屋さんです。パンの種類もなかなかいいでしょ?
あんぱんやバゲットから、かわいい動物の形をしたパンが面白い。
そして、ついに手に入れたチーズカレーパン。人気メニューのようで、食べてみなくてもおいしそうだ。
あまり期待はしていなかったのですが、カフェスペースはなかなかいい感じです。いや、素晴らしい。
壁がなくオープンな空間で、開放的な空間感で、席と席の間も離れているので、一人で来て休憩したり、食事するのにも良さそうです。
コンクリート色の壁にライトなウッド調の家具のおかげで、落ち着いたオーラを放つ空間になっています。
カレーパンは焼きたてで、まだカリカリと温かみが残っていました。日本ではなぜカレーパンが庶民の舌を魅了したのだろうか。と、日本好きの食通は食べながらこんなことを考えたりします。今度探してみようと思う。
子供や近所のお客さんが多いため、書店には児童書が多く、子供に本を読んであげるお母さんたちの姿や、動物の形をしたかわいいパンを見て目をキラキラさせる子供たち、時折見かける旅行者の組み合わせが楽しい。
ヒグラシガーデンは複合施設である。書店、ベーカリー、広々とした空間のカフェは、この地域で長く商売をしていた生地メーカーが「住民が気軽に集える空間を作りたい、地域のぬくもりを感じる空間を作りたい」という思いから生まれた空間だ。
もしも私が引っ越すなら、決定にとても大きな影響を与えたと思う。こんな空間があるのは、生きていく上で幸運なことだと思います。貴重です。
日暮里は、谷中銀座の近くで外国人が多く訪れますが、もともと静かで庶民的な雰囲気で、小さな子供や若い夫婦が多く住む街です。東京の中でも比較的古い東京の町並みが多く残っている場所です。そんな街に、住民のブランチや子供たちの遊び場を提供してくれるこのような空間があるのは、とても心温まることです。
この複合施設のプロジェクトを手がけた建築事務所のウェブサイトを見ると、近所の人たちがどのように空間を利用するかを想像して作ったようです。
この空間が居心地がいいのはこういうことなんだ,と。 今日もまた一つ学んでいきます。
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