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【IX NIKKOR 改】Fマウントへ

 以前、記事にしたAPS-CのプロネアSに付けていたzoomレンズ、ニッコール千夜一夜にも登場しているレンズ。ウーマンズニコンと宣伝されていただけにとても軽い。

上記リンクのニッコール千夜一夜内でも説明されていますが、光学設計はきちんとされていて、フルサイズにも対応できるレンズなんです。しかし、軽くするためにマウント部が少し特殊。でも、改造してFマウントで使えるようにするヒントが文書中に書かれてます。マウント連結部はFマウントと同じ、後ろの出っ張りを取り除けば、普通のFマウントレンズとして使えるとのこと。改造後、AFもAEも絞りもカメラ側でコントロールできています。

ix Nikkorは後ろが大きく突出してます、この中にCPU基板がおさめられています。普通の古いFマウントレンズと比較

自分でやった改造手順を写真で説明します。ちなみに1つ実験で壊してバラバラにして戻せなくなったので、真似るなら自己責任でお願いします、また一通り最後まで見てから取り掛かって下さい。部品が小さ過ぎて飛んで行ったらまず見つからないです。戻せなくなったのは部品が飛んで行ったからw  あと極力バラさない方が安全です。当たり前ですがww  つぶした実験用のこのレンズ、ヤフオクで200円で買いました。送料の方が高い。

後ろの出っ張りは三本のネジを外せば取れます。

1箇所目
2箇所目
3箇所目
突出部分、はずれました。


電子接点の高さまで基板を引っ込めないとミラーに当たってしまいます。基板が貼り付けてある金属の板に2本の足があります。この足をラジオペンチ(100均ので大丈夫)でΩ型に曲げます
CPU基板が取り付けてある金属板、取り外した時の形。
2箇所ある足をΩ型に曲げます。ラジオペンチは先が曲がってタイプがやりやすかった。
電子接点の高さまで引っ込めるととりあえずミラーには当たらないのでこの状態で試写できます。ミラーに当たるのが心配ならFとか古い丈夫なFマウントフィルムカメラでテストして下さい。
D800で、AF、AEどちらも機能しました。
Dfで、AF、AEどちらも機能しました。
D3500でAEだけ機能しました。
レンズ内モーターは無いようです。
D100でAF、AEどちらも機能しました。


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jaguar
ありがとうございます。