わすれもの追跡装置 AirTag!
年をとるにつれ、あらゆる事で忘れることが増える。中でも深刻なのは財布やカバン、鍵。これらを紛失すると仕事を継続できない。移動できない、資料出せない。2021/04 に発売されたAppleの超小型デバイス、100円玉 3枚くらいの大きさの物だ。事例紹介を見てると飛行機に忘れた財布が地球の真反対で見つかったとか、紛失したキーが登山した山頂付近で見つかったとかさまざま。この小さなデバイスになぜそんなことができるのか?
答えはiPhone等のアップル製無線ネットワーク機器の電波とGPSを利用しているからだ。このデバイスは世界中の近くにあるiPhoneと個人情報を一切載せないでアップルのサーバにデバイスの位置情報を送信する。送信するデータは極小なので赤の他人のiPhoneユーザに通信費の負担を強いることもない。地球の裏側からタンスの裏まで世界地図上に表示してくれる。地図はどこまでも詳細に拡大でき、そばまで近づいたら音鳴らしたり、その位置を矢印→で方向を示してくれる。私には神デバイスだ。ふかふかソファの隙間に鍵を落としたり、机の下に小銭入れ落としたり、セキュリティカードをトイレのトイレットペーパーフォルダ上に置き忘れたり。。。何度も助けられている。最近はApple Watchとも連動するのでAirTagを付けた物とある態度の距離をはなれると腕がブルブル震えApple Watch画面上に警告がでる。これを付けた物は無くす前に警告が出るし無くしても探し出せるのだ。あまりにも便利で取り付ける物が増殖していっている。いい(忘れ物無くなった)か悪い(忘れ物注意しなくなった)か別にして。
他にも長財布やビジネス鞄、キーフォルダなど。一定距離離れると『セキュリティカードが手元から離れました』の様にApple Watchに表示されてブルブルとなり、iPhone画面には同じ内容で通知が来る。
忘れ物の近くまで来てもどこにあるかわからなからば音を鳴らしたり、自分の立ってる場所からどの方向に何メートル離れたどこにあるかを示してくれる。
最近はサードパーティ製が色々出ていて安い物もあるので、カメラとか自動車、自転車とか忘れ物以外に盗難に会いやすい物にもおすすめだ。実際、盗難にあい、警察同行で回収したこともある。ほんと部屋の中までピンポイントで探してくれる。未来のドラえもんグッズだなぁと感じた。
あと、警察に届ける時は、派出所には相談しないことだ。ドラえもんグッズ度が高すぎて、『紛失した物がここにある、他人の家だから同行して下さい』って言ってもキョトンとされる。各科が存在する警察署に相談した方がよい。場合によっては窃盗事件なので。