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Maison book girl SH♾F 20200105 はなや*おじさんの1日
SH♾Fからどれくらい時間が経ったんだろ… いまだに余韻どころか亡霊につきまとわれているというか(褒めてる)、あの日あの時間を過ごしてから ♾くん がすっかり自分の中に住み着いてる、みたいな日々を過ごしてる花屋です。
Live評みたいなのは全くもって書けないっす、だってあんなすごすぎて ぶちのめされまくって。 曲順の記憶すら怪しかったし… 他の方々がすんばらしい評を書いていらしてるので!(他力本願)(リスペクト) というかあんなに皆さんのように上手くまとめられないし、そもそも語彙力…、、
自分の20200105な1日を思いつくままキノミキノママ書きます、備忘録、いやただの感想文です。書かないと前に進めないような気がなんとなくするので…気のせいかもしれないけど。
まず、余計な話から、いきなりすみません。 ウチみたいなベタな花屋は12月のラスト3日間が1年で1番忙しくて超カオスで。 で、だいたい年越しは帰り道だったり。 年明けてからは重すぎる身体を引きずってちょいちょい行事的なことをしたり 気づけば爆睡したり、ってのが毎年のテンプレ。三が日以降も体調良かったことなんてほぼない。
ただ、今年は… 全然違くて。大げさかもだけど、生きれた、生きのびれた!みたいな。 ほんと0105があったからとしか言いようがないです(感謝)(感謝)(当社比)。 だいたい途中でメンタルも体力もくじけがちなw年末も乗り切れたし、0105にベストコンディションを持って行けるように おっさんなりに体調管理もして。前日急遽、近所のスーパー銭湯行ったりとかw。
ま、そんな感じでついにこの日が。
前日、店の大掃除を丸一日かけて頑張りすぎて身体のあちこちが痛かった(スーパー銭湯じゃ回復無理だった!?)んだけど、何とアラーム前にパッと目が覚めた。こんなこと1年に1度あるかないかレベル、自分でもビビったw。
先行物販前にブクガ神社(和泉熊野神社)に初詣に行かなきゃはじまらん!とウチのでんぱさんオタ君(以降でんPくん)を叩き起こし いざ出陣。
最寄り駅永福町、建物が低く保たれてるような商店街、空がとにかくキレイに見えて感動したっけ。
あぁ、ようやく来れた…と入り口に佇みエモまる。で、中に足を踏み入れれば、なんだろう 独特なキリっとした空気感。これまたエモまる。
花屋的には木々の重なりとか位置関係とか気になりがち。この神社さん どこを切りとっても絵になるような気しかしなかった、思い込みかもだけど。
もう、ずーっと見てられる。なんなら半日は余裕で過ごせそうな。そんな調子で境内をあちこち見ながら「この樹形ヤバくね!?」とかキャーキャーしてたら でんPくんは飽きたらしく… 「今日のLiveが大成功しますように」とお参りして、「勝守」と購入し、おみくじ引いて退散。
おみくじが…ブクガじゃん!! こりゃ絶対すんごいことになるに違いないわ…!!!って確信(おもいこみ)。
いざ渋谷へ。 時間的に余裕はあるけど なぜか早足でスタスタと現場へ、おさえられないこの気持ち。
おい、こりゃワシが知っとる渋公じゃないわい…!!ってちょっと後退りしましたよ LINE CUBE SHIBUYAさん。この時にはまだ誰もいなかったような、確か11時すぎくらい!?
先行物販まで時間あるのでフラリお散歩へ。
ここは黄金原聡子になりきって「うぬぼれなさんなっっ!!」(でしたっけ?)って言い切る聖地を巡礼しつつ。
前日リリイベやった これまた聖地の空気を吸いに行って
究極の癒しの大群に癒されまくった。男2人でこの大群の前で かわいいかわいい言いながらニヤケてるのはキモかったろうなぁ…w
そんなこんなで先行物販開始1時間切ってて、何となく並んでたら10人以内くらいに何故かいて、絶対買うと決めていた長袖黒Tシャツと、ノリでランチェキ1枚を購入。普段はチェキとかは撮ってもらったりとかはないんだけど 今回は記念に、しかも1枚っていう漢の一発勝負や!みたいな(ものは言いよう)。
気づいたら寒すぎるので最寄りのモスへ。 矢川さんがかわいいすぎて、かわいいかわいい見てたらコーヒー冷めてた。。そんなこともよい思い出。
そんなこんなで開場!
職業柄見入りがち…ドライフラワーのアレンジがあるのはさすがブクガ!!いつの日にか自分に作らさせてください…っていつも思う(祈り)、ちなみにほかのスタンド花も色の統一感があり、なるほどなるほど…と勉強になりました。
あまりにキレイな旧渋公にちょっとキョドリ気味、トイレに行ったり一服したりでひたすら落ち着かない。とんでもなくドキドキしながら席へ…
ち、近い…!!スクリーンに映し出される「Solitude HOTEL ♾F」をしばし見つめてた、本当に来れたんだなぁ…と実感しまくり エモまりまくり。
振り返ればこんな感じ、全体的にスモークがかかってて すでに良すぎる雰囲気に緊張感も高まりまたまたエモまる。
でんPくんは3階席で、視界を送ってくれた、これまたヤバい。。
で、Live。
正直なところ細かくどころか なんだか憶えていない、あまりにぶちのめされすぎて… ぶちのめされた、とか、ハンマーで殴られたような、みたいな表現も違くて。なんだろう、自分の中から何か得体の知れないモノが グォーー!って出てきてそれに支配され続けた…みたいな感覚。あの感覚、いまだに言葉が見つからない。そしてこれを書いている今も 余韻とかじゃなくその感覚 ♾くんが体内にい続けてる。
座席があるLiveとか いつ以来だろ?とふと思う、そうだ中野サンプラザで見たTelevision以来かもだ…!!(いつのことか調べたら 何と1992年、おじさんにも若い時があったんですw)
以下、覚えてること 感じたことをセトリ見ながら何とか思い出しながら箇条書きます。
ナタリーさんはいつも早くてすごい!! https://natalie.mu/music/news/362064
⚪︎スクリーンに海が映し出されてる、「風の脚」が流れてる、すでにSH♾の世界へ入り込みそう。メンバーはまだ見えない、歌の途中でスクリーン上がってパーン!と照明当たってエモまるやつか!?とかナメたことをちょっと思う(ほんとナメてたと後でコテンパに痛感させられる…)。
⚪︎からの〜「海辺にて」、イントロのハイハットで音!ヤバっ!!ってなった、矢川さんの声で一気に全てを持ってかれた。そしてとにかく低音がエグい、身体のど真ん中に突き刺さるというか、ここで鳴ってるんじゃないか!?ってくらい。 この感覚久しぶりだ…気づいたら座席が振動していたっけ。大好きすぎる曲が一曲目で すでに涙腺崩壊。これでもう考えながら見たりする余裕なんて1㎜もなくなった。Don't think , feel .
⚪︎次の「闇色の朝」で、あれ?まさかのアルバム曲順?とか思ったけど、そんなことはどうでもよくなるくらい引きこまれる。店でYouTubeで何度見たかわからないくらいのPVも再編集されてたような。虫がキレイだった。
⚪︎「rooms」のブレイクでメンバーの足音だけが鳴り響く時間は、今思い出しても込み上げてくるなぁ。。そして無音がとにかく雄弁、ブレイク後の歌い出しのブレスにほんとしびれたっけ。
⚪︎スクリーンで色々なものが燃えていた「狭い物語」。この時にふと気づいたような気がする、いつもはメンバーの表情やパフォーマンスばかりに目を奪われて見てるんだけど 今日は違ってる。歌声、音、照明、そしてこの会場全体の空気感/世界を感じてるような。そんなことを思ってたかも。
⚪︎もうずーっと涙目で見てて、「夢」の歌い出しの矢川さん和田さんのアカペラでめちゃくちゃ泣いたことしか覚えてない、呼吸もおぼつかないくらいだったかも。そのまま「長い夜が明けて」が終わるまでまで、ずっとそんな感じだった。。
⚪︎今改めてセトリ見て、「LandmarK」「鯨工場」「ノーワンダーランド」って流れ 最強すぎません!!?もう全然覚えてない、歌と音と光と影に身を委ねるのみだったような。コショさんの手のひらの上、サクライさんの魔法にかかりまくり。
⚪︎まさかの「my cut」イントロで死んだ…からの「MORE PAST」、歌声がとにかく身体中に沁み渡る感じ。「レインコートと首のない鳥」は歌声に圧倒されまくってたっけ。。
⚪︎この次はほんと記憶がなくて…「karma」の「cloudy irony」バージョンってことなんて現場で気づく余裕なんか全然ない、違和感よりも ただただ引き込まれてた、目の前に繰り広げられる世界に…みたいな。
⚪︎「water」はただただキレイだった、からの「シルエット」は 美しさしか感じなかった。照明が当たったメンバーの影がキレイでずーっと影ばかりを見入ってたかも。まさにシルエット、改めて照明すごい…huezすごい!!となった。そしてメンバーの立ち位置とか動きとかも これめっちゃ計算されてるんだろうなぁ…!と今になって思う。
⚪︎以前コショさんが「思い出くん」と旧BiS時代のブログをリンクしてツイートした、あのブログ(多分当時読んでた)を改めて読んでから このポエトリーはすごく考えさせられることが多くて。言葉ってすごい、時代を軽く超える。コショさんのダンスがヤバい、キレまくりだしすごく空間/世界を感じた。矢川さん生ぢりりりりでちょっとほっこりも♡そして井上さんの声がすごく響いた…最後の最後の「またいつか」は誰なのか問題!?(正解は判明してるんだろうけど自分の中ではハッキリとしてない)は まさかの暗転で結果わからないままw、でもそれでいいかなぁ…と。
⚪︎コショさんが「ランドリー」はアルバムの裏番長みたいな とかインタビューで確か言ってて(ましたよね?)、生で見て聴いて感じて なんとなく意味がわかった気がした。ただただカッコいい、MVも再編集されて流れてたような。大好きな曲がさらに大好きになりましたわ!
⚪︎はい、例の「bath room」。あれ!?遅くなってるよね?!え、これ何??は?どうなるのこれ!!?ってわけわからんになりながら引き込まれてたような。イントロからキモチ悪い(褒めてる)のすら忘れて、ただただ目の前についていくのみ、みたいな。コショさんと和田さんとの叫び合い、その後の血塗りからの「悲しみの子供たち」。演出が強い、圧倒された…ってのもあるけど、それよりみんなのテンションというか魂のこもりかたが…すごすぎた…もうマイク無しでやっても同じくらい刺さるんじゃないか、それくらい とにかく響いた。あのステージをやりきる執念、いや、Maison book girlという生き様を突きつけられた…みたいな。大げさかもしれないけど、今もそう感じてる。自分の中にいる ♾くんがそう言ってる。
ま??ってなった終演後。あれだけのものを体験した直後だったから ほんと意味わからなかった。この公演はFictionです、って言われたのかとも。
直後の感想、アホなツイート。。でもほんとしばらく立てなかった、自分より前の人が誰もいなくなって 渋公スタッフさんに促されてようやく立てた。
その後、重い心身を引きづって ホールを後にする時、舞台に向かっておじぎをした。なんでかわからないけど、自然としてた。
正直、こんなになるとは思ってもみなかったです。
約90分、ただただ座って見てただけなのに 圧倒されまくり 自分の内側からエグられたような感じになった。そしてずっと涙目、いや泣いていた。泣きすぎて顔が痛かった。 帰り道ひとり電車の中であれやこれや考えようとしてた、でも無理。全然無理。 言葉が浮かんでは消え、何かをつかもうとすればするほど 形を変えてつかみきれない…みたいなことを延々と繰り返してたっけ。
全てにおいてわかろうとすると、わからなくなってて。演出的なこと、曲順、大きな物語、小さな物語、そして歌、音、パフォーマンス。それぞれが化学反応しまくりな感じも。ただひとつだけ言えるのは、人の声と言葉が感情にダイレクトに刺さるような、そんな強さや深さやしなやかさ みたいなことを すごく感じた。
ノーMC、拍手も終演後にようやく起こる緊張感溢れまくりな、なんだろう、ただただ「生」を突きつけられたLiveだった。まさに、文字通り、「Live」。
ほんと長々とダラダラと思いつくまま勢いのみで書いてしまいました…まとまりなんぞない、すみません。。
最後にひとつだけ。
最後のコショさんの「ありがとう」の深さ…これに尽きてくる気もしてたりも。
あんな素敵な「ありがとう」は聞いたことがない、こちらこそ「ありがとう」と何度言っても足りないくらい。
だから言わせてください、
「ありがとう」