tipToe.台湾遠征 参加記録 -事前準備編-
2024年2月23日~25日にかけて行われたtipToe.台湾遠征のうち、出発前の事前準備編。
tipToe.初めての海外遠征、自分にとっても約7年ぶりの海外で色々と戸惑う点や学びがありました。
これから行くオタク向けに、コレやっておいた方がいいよとかアレお得だよとかをお伝えするための事前準備編として、私の気付いたことを書き留めます。
航空券の手配
行きも帰りも福岡~桃園のタイガーエア。(佐賀在住なので)
7年前は関空でピーチとバニラエアを乗り継いでいった記憶があるので、その時々で色々いいルートがあるんだと思います。
見てて一番いいなぁと思ったのは東京〜那覇〜桃園でした。
お得なキャンペーン
パスポートを新しく取得した人向けの航空券割引が4月以降に始まるかもみたいなニュースをどこかで見ました。
そのほかにもいろんなキャンペーンやってるみたいです。要チェック。
宿の手配
今回の事前準備で一番手こずったのはコレでした。
台湾観光庁×楽天トラベル5000元宿泊券合同キャンペーン
詳しくはこちらのブログを参照。
2月末までに楽天トラベルから台湾の対象ホテルを予約すると、5000元の宿泊クーポンが当たるよというキャンペーン。
自分も楽天トラベルから予約したら無事当選。
それをTwitterに書いたところ、上記のブログ主さんから
「クーポン使えるかどうかホテルに直接確認した方がいいですよ」
との連絡をいただきました。
ホテルに確認してみたら、
「楽天経由はダメです。直予約のみです。」
とのお返事。えぇ〜…
その後、直予約に切り替えたり、全額クーポンで払うための手続きをしたりと、メール10往復くらいのやりとりをして何とか予約完了となりました。
今も流動的な状況らしいですが、お得なことには間違いないのでチャレンジしてみては。
当選確率が異様に高いと話題です。
自分の場合はビジネスホテル2泊が実質無料になりました。
ちなみにコレに当たると、
「空港で抽選を引いて当たると5000元のICカードがもらえる」
というやつには参加できません。
どちらか一方だけみたいです。
出入国
旅慣れていない人にとって特に心配なのはこの辺りではないかと思います。
ここはかなり事前準備が効いてきますので要チェック。
パスポート
前回のパスポートの有効期限が切れたまま放置していたので、新しく取り直しました。
取得にかかった日数は一週間程度。
パスポートがないと、出国どころか諸々の予約が全然できません。
有効期限が切れないうちに再取得をする方が、手続きがだいぶ楽みたいです。
今後は切らさないようにしようと思います。
もう12月のことなのでぼんやりとしか覚えていませんが、田舎の人間ほど取得に手間がかかるじゃねえかと思った気がします。
田舎の人は焦りましょう。
台湾への入国カード
海外旅行でおなじみの、細長い紙に宿泊先とか何とか色々記入するアレです。
台湾は、事前にWEBで申告が出来ます。
何日前でも大丈夫だそうです。しかも日本語対応。
旅程が固まったらその日のうちにでも申請することをオススメします。
紙だと書き漏れがあったりそもそも書き忘れたまま列に並んだりして、長〜い入国審査待機列に再度並びなおしになったりすることもあるようです。
しかし、コレをやっておけば紙は書かずにパスポートを持っていくだけでOK。
WEBなので入力漏れも起きません。
僕みたいに何週間も前に申請を済ませた人もいれば、台湾に着いてから入国審査の列に並んでいる間にポチポチやったという人も居ました。
(ということは直前の申告でもOK)
ちなみに登録が完了すると、
「Online Arrival Card Import Apply Success」
とだけ書かれたメールが届きます。
シンプルすぎて不安。
日本帰国時の税関申告
日本への入国時にも細長い紙を書かされますよね。
これもWEBで申告ができます。
これも何日前でもいけるみたいで、自分もいつ登録したか忘れたのですが、だいぶ前に登録していたようです。
登録完了のメールなどが無いので、帰国したときまで存在を忘れていました。
入国審査後の手荷物受取所に、
「荷物待ちの間にこの端末で電子申告やってね」
という、自動チェックイン機みたいな端末が置いてあったので、WEB登録しなかった人はこっちを使えばOK。
これをやっておけば例の細長い紙を書く必要はなく、発行されたQRコードとパスポートを電子申告ゲートに読ませるだけで通関完了。
一般の方はリフレッシュして元気一杯かもしれませんが、オタクに関しては現場でエネルギーを使い切って瀕死の状態での帰国になると思うので、未来の自分を助けるためにも、事前登録をオススメします。
台湾での交通手段・通信手段
これに関してはケースバイケースだと思いますが、一応自分のケースを中心に紹介します。
長距離移動手段の予約
自分の場合は前半2日間は台中、最終日に高雄→台北というルートだったので、新幹線乗り放題パスを買っても元をとれるか微妙なラインということですべて個別に買うことにしました。
ちなみに
桃園→台中(朝馬):高速バス(統聯客運) 事前予約の手段が見当たらず、空港窓口で購入 (窓口の人に日本語はおそらく通じない。)
台中(中港)→高雄:高速バス(統聯客運) 統聯客運WEBサイトで事前購入 (サイトはバキバキ中国語、発券はバスターミナルの発券機で可。)
高雄(左営)→台北:新幹線 外人向け2割引きっぷをKlookで購入 (日本語のサイトで購入できるが、英語のサイトで列車指定したり現地の窓口で引き換える必要アリ)
という感じです。
ちなみに新幹線乗り放題パスを買おうとしている人は、ちょっと上乗せすると公共交通乗り放題パス等もついてくる『Taiwan PASS』という商品が今年から始まったらしいので、見てみてはいかがでしょう。
空港でコレの500元割引クーポン貰ったので、使いたい方はお声掛けください。
悠遊カード
日本でいうところのSuicaです。
少しでも公共交通機関使うなら、持ってた方が絶対捗ります。
コレ無しで路線バスとか乗ろうとすると大変ですよ…!
Klookで事前に購入して空港カウンターで受け取る形にしたのですが、この買い方はあまり良い手ではなかったと思います。カードの形が選べないから。
悠遊カードはカード型のほかにキーホルダーの形をしたものもあったりして、コンビニとかでも買えます。
なので、現地について両替してから、コンビニとかで好きな形の悠遊カードを探しましょう。
ドラえもんのアクスタみたいな形のやつ、羨ましかったな…
通信手段
自分は楽天モバイルユーザーなので、ローミングを使いました。なぜなら無料だから。
台湾滞在中、ほぼ常に中華電信の5G電波を拾い続けていて超快適でした。佐賀よりすごいぜ。
ahamoも無料みたいです。しかもデータ容量が楽天よりだいぶ多いとか。
自分のキャリアを確認して、海外データ通信がタダで使えるんだったら、それで全然いいと思います。
そうじゃなければSIM買うか、eSIM落とすか、ポケットWi-Fi借りるか。
ただSIMの場合は機種の相性とかもあるそうで。
滞在中ずっと何人かで一緒に過ごすなら、ポケットWi-Fi一台をみんなでシェアするという方法もあるようです。
便利なアプリ
スマホにこのアプリ入れておくと捗るよというものです。
翻訳アプリ
Google翻訳とかもありますが、自分のオススメはコレ
国の研究機関が作っている翻訳アプリで、音声認識も翻訳もかなり正確。
さらに嬉しいのが、翻訳されたものを再度日本語に訳してくれるので、ちゃんと伝わる言葉になっているかどうかが日本語で確認できます。
音声入力のほかに手で打ち込みもできるので、あらかじめ聞きたいことを打ち込んでおいて「すみません~」と声をかけながらコレを見せる、という手段を何度も使いました。
天気予報
台湾のAKB48オタク曰く「台湾の天気はマジで読めない」とのこと。
コレが無いと滝汗かいたり凍えたりすることになります。
まぁ自分の場合は、入れてたのに見てなかったので凍える事になったのですが………
台湾の気象庁みたいなところが作っているアプリなので正確だし便利です。
体感温度とか出してくれるのうれしいね。
ウィジェットも見やすいです。
Uber
台湾はUberが使えます。
何でもかんでもMRTから歩いて行けるわけでもなし、何ならオタクはよく分からない場所へ連れていかれがちなので、あると便利です。
みんなもこれを期にUberの便利さに触れて、日本国内でのライドシェア解禁の機運を高めましょう…!
路線バス
路線バスに乗ってみたいというチャレンジャーはこちら
Googleマップの時刻とかは鵜呑みにしない方がいいらしいです。イタい目に遭っていた人が多数。
中国語か英語なので慣れるまでちょっと掛かりますが、近くのバス停を探せたりバスの現在地をリアルタイムで見られたりするので便利です。
ちなみにこれはどうでもいい話ですが、台湾のアイドルオタク(またはAKBだけ?)には『生誕ラッピングバス』という文化があるらしい。
企画したオタクに話を聞きましたが、
「●●●-◆◆◆◆(車両のナンバー)がラッピング車両なので、アプリを使って追いかけて写真撮ってSNSに上げてね!」
と告知するそうです。すげ〜。
(アプリにはバスのナンバーまで表示される)
シェアサイクル
僕が現地で一番使ったのはコレでした。
アプリを入れてクレカでデポジットを払うと、QRコードを読むだけで簡単に自転車を借りられます。
30分10元(50円)なので、歩くにはダルいけどUber使うほどでもないなぁという距離の移動には便利。
街中にもポートがたくさん。もちろんポートの場所や自転車の有無はアプリで調べられます。
ただし、日本とは交通事情が全く違うので、油断して死なないように注意。
モバイルバッテリーレンタル
チャージスポットが台湾でも使えます。
アプリは国内と同じものをそのまま使えて、エリアを切り替えて決済手段を登録すれば使えるみたいです。
街中にたくさんあります。最終日に助けられました。
時計
台湾の時差は日本マイナス1時間です。
スマホの時計は位置情報に合わせて勝手にタイムゾーンを変えてくれる機能があります。
(多分どのスマホにもある)
その機能がオンになっているかどうか、入国時にちゃんと時間が合ったかどうかは確認したほうがいいと思います。
あとGoogleカレンダーで行動予定とか管理してる人は、日本標準時と台湾標準時がごっちゃにならないよう注意!
まとめ
以上、覚えている範囲で、これは用意しておいて助かったなと思ったものを列挙しました。
中でも出入国手続きは誰でもやっておいて損はないと思います。オススメです。
華語や台湾語も必死で覚えようとしたのですが、付け焼き刃的な言語知識は役に立たず。(ちょっとは聞き取れるけど全然喋れない)
最後の一日は諦めて日本語で喋ってました。
あと台中(というか、あんまり日本人が行かないところ)は日本語通じません!甘えないように。
旅のスタイルは人それぞれなので、自分に合った諸々を探してみてください。