「学校教育」(『心理と教育へのいざない』)
概要
・近代学校教育制度の成立とともに、教育課程が整備され、教育方法が発展してきた
・教育行政と学校経営、教師研究、教育方法や授業研究、生涯学習と社会教育といった領域では、研究目的を達成する上で理論と実践の間を往来することが頻繁に行われる
・学校研究の大きな課題は理論と実践をどうつなぐかという問題である
目次
1 学校教育の成立とその発展
(1)定型型教育としての学校の成立
(2)国民国家と学校教育の機能
(3)ポスト・モダン社会と学校の問い直し
2 組織としての学校と文化
(1)組織としての学校
(2)学校文化・教師文化・生徒文化
(3)学校改革とカリキュラム・マネジメント
3 学校研究の領域と関心
演習課題
1 日本に近代学校制度が導入されたときの国民の反応は?
2 学校教育による国民育成における学校組織、教育課程、教育方法の実態について説明する
3 教師文化は学校組織でどのように形成されるか?