トルコ地震のシリアの現状を聞いた#123
現地の人から聞いてみた
以前からシリアで幼稚園運営などの教育活動を行っている団体のことを知っており、一度だけ支援させてもらっていました。
そして、今回トルコでの地震による被害を現地から伝えてくれる配信があったので参加してみました。
現地の人から被害を聞いてみると、トルコよりも隣国のシリアの方が被害が甚大であるなと感じました。
圧倒的に復興のためのリソースが少ないため、被害が甚大なのだそうです。
まず、国の蓄えが明らかに違うこと。
そして、多くの国がシリアを経済制裁しているため、トルコよりも各国の支援が届きにくい状況にあるそうです。
(経済制裁の影響で、重機が少なく、瓦礫の撤去が進んでいないそうです)
ホワイトヘルメッツが支援に入っているけれど、それも限定的で。
(ホワイトヘルメット=シリアの反体制派支配地域とトルコで活動するボランティア組織です。)
ただ、モノはあるそうです。
すでに現地では配布が開始しているそうですが、そのためにはお金が必要だそうです。
お金さえあれば、買える。
ただ、戦争の影響で、暖房と食糧、テントのお金すらないのが現状にあるのが今のシリアとなっています。
(地震発生時はー2℃ほどで、雪も降っていたそう)
比較的被害の少なかった東側から西側へ支援も始まっているようです。
しかし、それでもまだまだ支援のニーズが高く、お金を含め何もかもが足りていない状況となっているそうです。
私も支援をした。
すぐにできること、
それはお金を出すことです。
私も少額ながら支援させていただきました。
そして、このお金は食料や暖房、テントの購入費に充てられるそうです。
1世帯
125ドルでテント
50ドル1日2回の食事2週間
200ドルで簡単な暖房、テント、食事2週間が揃えられるそうです。
そして、気になるのが支援がちゃんと現地に届くのか?
これは問題なさそうです。
この団体が活動しているのはいわゆる「反政府組織」が治める地域になっており、その地域は雪や地震の影響がありますが、輸送は確保されているうえ、トルコの送金システムが使えるそうです。
現地は建物が崩れ、近寄れない。
そして、人が埋まっていても人の手だけではパワーが足りないそうです。
※以下現地の写真
おわりに
特に今までシリアに触れてきた人生ではありませんが、自分なりに何かできることを探して書いてみました。
困難な状況が少しでも改善されることを願い、noteを締めさせていただきます。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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