中国大陸7都市ツアー記13
【2023.7.30深センー広州】
ツアー最終日は快晴。
朝7:50集合。(毎朝早いな...)
この日はワゴン車で移動。
実は腹痛がまだ静かに続いていて、車での長時間移動は少し怖い。
乗る前に念のため、運転手さんに翻訳アプリを見せて「お腹が痛いから途中でトイレに寄ってもらうかも」と伝えた。
運転手さんは字が読めない人なのか全然理解していないようで、仲介の男性が代わりに伝えてくれた。
これで大丈夫。
腹痛の波は少し楽になってきていて(さすがに4日目)、こちらが言い出すまでもなく運転手さんがちょうど良いところで休憩を取ってくれたので、なんとか困らずにやり過ごせた。("長時間トイレに行けないかも"という状況にパニック発作を起こすタイプ)
サービスエリアの"あたたかいお豆腐"がとても美味しかったな(やさしいお醤油味)。
2時間くらいで広州の会場に到着。
午後公演なので、着いてすぐに、サウンドチェック。
このツアーの途中から気づいたんだけれど、各地の会場、ドラムのサウンドチェックがやたらと長い。
ゆう子さんは到着後、休む間もなくサウンドチェックに駆り出され、そしてPAさんが納得行くまで、かなりの時間ドラムを叩き続けることになる。それはもうほとんどゆう子さんのソロリサイタルのようだ。疲れているだろうに...
そして、お昼は今回も楽屋でUber。みんなお粥をチョイス。(わたしはずっっとお粥だが)
この旅の後半はずっと、移動、楽屋、ステージ、ホテル、だけだなあ。
前日だったか、移動中のタクシーで隣りの伊賀さんにぽつりと、
「ねえ、ボブ・ディランもツアーはこんな感じなのかな」
と言ってみたら、伊賀さんは即、
「全然違うと思う」
と答えた。
うん。そうだろう。ぜんぜん違うだろう。
バカな発言をした。
広州の会場"SD LiveHouse"も立派な会場で、ありがたいことにSOLDOUT。
満員御礼の旗をつくってから初めてのソールドアウトらしく、満員記念の旗と一緒に記念撮影。
お客さんたちもとっても元気でウェルカムな雰囲気で、
わたしがハーモニカをプー!、と吹くだけでおーーー✨と歓声があがる。これは楽しい。
毎日ちょっとずつセットリストを替えながらやってきて、メンバーとの演奏もなじんできて、最終日の演奏が、一番しっくり行った。
まだまだツアーを続けたいような気持ちもしてくる。(お腹も治ってきたし)
ライブ後のサイン会で、ここでもうれしい贈り物をいただいた。
イノトモのアルバムをたくさん持ってきてくれた若者もいた。ありがとう。
満員御礼のたくさんのみんなの笑顔と記念撮影をして、怒涛のツアーは終わった。
やっと、みんなで夕飯を囲める。
(つづく)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?