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時間に許されたい

下書きに眠っていた、時間のお話しを投下します

4.5月の思考回路総集編、第一弾!

まえに友だちと温泉に行った

一泊二日でたくさん話した

本当に、たくさんたくさん話した

私はすぐ寝てしまう悪癖があるから突然寝落ちたりするんだけど、

それが私だと受け入れてくれている子なので

私の起きている時間の限り、とにかく彼女とたくさんおしゃべりをした

楽しかった

普段ごはんに行くだけだと、コロナの時短要請もあって2〜3時間が関の山だから全然足りなくて

本題に辿り着く前に前座で終わる感じ

そのせいで本当に話したいことがいつも積み重なって溜まっていたから、今回それを発散できた

内容のない話から深い話まで

振れ幅の広い話題を共有できる友だちがいるのはありがたいことだ

幸いなことに私はそういう友だちが両手いっぱいくらいいる

数少ない私の誇れることの一つ

一人一人自慢したいぐらい素敵な友だちばかり

そんな友人との旅行だった(前置き長すぎだろ)

今回書こうと思っているのは、彼女と話した内容じゃなくて

彼女の言った言葉について

帰り道かなんかに、

「時間の許す限り話すの久しぶりだね」

みたいなことを言っていた

「そうだね〜」って返したけど

ふと、私たちは時間に許されないと際限なく話すこともできないのかって思った

たしかに何をするにも期限とか、待ち合わせとか、制限があって
それって大体が時間による制約で
守らないといけないもので

あんまり意識してなかったけど、すごく縛られてるなって思った

今だったら、もっと話したいけど、もっとテレビ見てたいけど、ES書かなきゃ…ってなって、就活以外に割く時間をものすごく意識して焦ってる

それが何よりもストレス

心が落ち着かない、楽しいはずのことが頭に入ってこない、楽しめない

娯楽が娯楽じゃない

きつい

だから寝るのもストレス

眠いけど、自分はちゃんと寝ないとまじで動けなくなるのわかってるけど

眠れない

時間ってこわい

めちゃくちゃ支配されてる

でも時を止めるってよくわからない

映画とかで時を止める能力とかあるけど、あれって人の動きとか時計の針を止めるだけで、実際の時は止められていないと思う

だって時間って目に見えなくて

そもそも人間が勝手に作り出した概念で

太陽と月が入れ替わるだけの事象に、数字を当てはめただけ

時間とか全くわかってなかった子供の頃は

眠くなったら寝て、目が覚めたら起きて、お腹が空いたら食べて、遊びたいときに遊ぶ

そこに、今は何時だからこれをして、次は何時までにあれをするとか一切なかった

あのときに戻りたい

年齢的なこともあると思うけど、すごく楽だった、自由だった

動物とか植物はみんなずっとあの自由の中にいるんだなって思うと羨ましい

ねこちゃんに昨日とか明日とか一年前なんていう概念はないから

ただ自分が生きることに専念して
ぽてぽて生きている
いいな

人間として、世界の常識とされてる概念を全身に染み込ませきった自分が
今さら時間に囚われないスローライフ、生きることに専念するみたいな生活はもうきっとできない

知らないままでいたかった

知らなければギャップに苦しむことのないものばかり

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