見出し画像

アングル近くの天体の影響

アセンダント/ディセンダント、MC/ICの軸をアングルと言いますが、アングルはホロスコープにおける4つの主要なポイントです。
これらのポイントは、個人の性格や主要なテーマに強く影響を与えるとされています。

1ハウスの始まりであるアセンダントは「自己表現」
7ハウスの始まりであるディセンダントは「対人関係」
10ハウスの始まりであるMCは「社会」
4ハウスの始まりであるICは「家庭」

ざっくり大きく分けるとこんな感じです。

アセンダント付近の天体は、その天体のエネルギーが個人の性格や外見、行動に強く影響を与えます。
有名どころですとトランプ大統領のアセン火星コンジャンクションですかね。
強いリーダーシップと自己主張、競争心の強さ、勝負事にこだわる、怒りやすく短気な一面、自分の意見を貫く、ハイリスクがお好み、などなど。

ディセンダント付近に天体がある場合、その天体の性質が対人関係やパートナーシップに影響を与えるとされています。ディセンダントに火星が乗っているならば、エネルギッシュで行動力のある人に惹かれる、強い意志を持つ人を好む、他者との競争や対立が起こりやすい、穏やかで安定した関係よりも刺激的で情熱的な関係を求める、といったあたりでしょうか。トラブルに巻き込まれやすそうな気もしますが、つまり刺激的ということですね。

MC付近にある天体は、キャリアや社会的な立ち位置、目標に影響を及ぼします。カルミネート天体ともいわれており、目立った影響を与えると考えられています。そういえばカルミネート天体について書いてないかも?近々書きます。(脱線)

トランプ大統領のアセン火星から、火星縛りできてしまったのでこのまま火星でいきます。それぞれの影響もまとめていきたいところです。(また)

MCに火星が近いと、キャリアにおいて野心的であったり、社会的地位を得るために競争心を燃やします。チームやプロジェクトを率いることが得意で、成功を勝ち取ることに重きを置きます。天下取ったるでえ的なパワフルさ。社会に自分を認めさせることにエネルギーを注ぐことができます。ワーカホリックぽい配置でもある。

IC付近の天体は家庭や私生活といった内面の基盤、安心できる近しい人々との関わりに影響します。ここに火星がくると、自分のルーツに対して強い感情を抱いたり、感情的なつながりに対しての欲求が大きかったりします。安心できる場所で情熱的になるので、家族とのイベントをめっちゃ張り切るとか、理想の家族像に向かって邁進するとか、しかし拗れると家族に対してワンマンで攻撃的になってしまうかもしれないですね。私はこんなにやってるのに!と、多くを要求してしまう形で出ちゃうことも。


ネイタルチャートでの場合として書きましたが、トランジットでも同じことがいえます。例えばご自身のICにトランジットの火星がコンジャンクションする時、家庭環境において活動的でエネルギッシュな時期となります。家族に対しての自己主張が強くなり、感情の昂りやすさからの家庭でのトラブルに注意したほうがいいとは思うのですが、それもまた家族との絆の再確認に繋がるかもしれません。(簡単に言う)
火星の力を借りて、家庭内で長い間停滞していた問題を解決しようとする動きが出るかもしれないし、新しいスタートを切るために行動するのにもいい時期と考えられます。

さて、今回も脱線しながら終了します。(戻せよ)
すみません😱

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?