アセンダントは他者に対するアプローチ、ディセンダントは社会や他者からどのように受け止められるか
アングルって面白いですよねぇ。好きです、アングル。
まぁ全部好きなんですけど。
アセンダントは個人が世界に示す顔を表します。他者にアプローチする方法です。
そのホロスコープの持ち主は、どのようにして働きかけていくのか。
対してディセンダントは、その個人が社会や他者からどのように受け止められ、影響を受けるかを示す面です。
アングルという枠は、骨格です。出生時間が明確な方は、アングルを深掘りすると骨太な情報を得ることができます。
アセンダントとディセンダントはオポジションの関係です。180度ですね。
例えば、アセンダント牡羊座の方の突発的な行動や、リーダーシップ、どんどん実行していく能力は、ディセンダント天秤座によって、おおらかに偏見なく受け入れてもらえます。
ですが、度が過ぎるともちろんバランスは崩れます。わがままが過ぎるようであれば、周りは離れていきます。
快・不快という感情は人それぞれです。
許せるもの、許せないもの、みんな絶妙なラインを保って、融合しながら生きているのです。
オポジションの関係も同じです。
アセンダント山羊座、ディセンダント蟹座ならば責任感の強さ、凛とした態度、筋の通った格好良さに多くの人からのサポートを受けることができると思いますが、命令的であったり、厳格すぎたり、威張り散らかしたりすると、仕事をしてくれない人間が増えます。しかもそれに気がつかない。
サポートを得られず、責任だけを負うこととなります。
嫌だよねぇ、想像したらすごく嫌だわ。
だけど本当に、何事もそういう風にできています。それぞれの絶妙なバランスを見つけていくことが、人生には不可欠です。