【アングル】カスプについて
非常に非常に重要な役割を果たすアングルについて書きます。
その前にカスプについての説明が必要になるので、今日はカスプについて。
ホロスコープは12のハウスで構成されています。
ハウスは、人生の様々な領域を表します。
そのハウスを区切ってる線のことを、カスプといいます。
カスプ。占星術を学んでいなかったら一生使わなかったであろう単語です。
カスプは、境界線です。それぞれのハウスの始まりを示します。
ホロスコープのハウスを分割するシステムは、色々ありますが、私がこれまで学んだ書籍の中で一番使われているのは「プラ(レ)シーダス」というシステムです。
分割システムについてここで書くとまたややこしくなるので別の機会にします。
場合によって使い分けることもありますが、私も基本的に、プラシーダスシステムでチャートを出しています。
プラシーダスシステムにおいて、1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスの起点となるのが「アングル」です。
アングルとはホロスコープの屋台骨となる部分で人生の主要なテーマや方向性、個性の格となる部分を示します。
アセンダントは、1ハウスの始まりです。
個人がこの世に誕生した瞬間、東の地平線に昇っていた星座を指し、自己表現や身体的特徴、初対面での印象などに影響を及ぼすと言われています。
ICは、4ハウスの始まりで、内面の世界や家庭生活、基盤、最もプライベートな部分を表します。根っことなる部分です。
ディセンダントは7ハウスの始まりで、他人との関係、パートナーシップや結婚など対外的な関わりに関連します。どのように他者と関わっていくのか。対人関係のダイナミクスに影響する部分です。
MCは10ハウスの始まりです。社会的地位やキャリア、目指すべき目標といった、公的な領域における立ち位置を示します。世間からどのように認識されるか、または認識されたいかという部分に関わります。
アングルはホロスコープにおける4つの主要な支点となり、個人の人生の基本的な構造を形成します。
これらのポイントを理解することで、個人の性格、傾向、潜在能力をより深く理解することができます。アングルの分析を通じて、自己理解を深め、人生のさまざまな領域での成長を知ることができます。
カスプについて書くとか何とか言いながらアングルに着地してしまいました。(汗)
次回またちゃんとカプスについてまとめます🙇♀️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?