【星座】星座(サイン)とは何?黄道12宮って?
雑誌やテレビの星占いでよく見る、
牡羊座から魚座までの12の星座を総称して、黄道12宮と呼びます。
だけどこれは、空に実際に見える星座ではないです。
空に見える星座は、大きさはバラバラ。
なので、春分点(牡羊座の始まり)を起点として黄道を30度ずつに分けたものとなります。
実際の星座と区別するために、かつて12宮を白羊宮、金牛宮…といった具合に、和名を用いたこともあります。
が、過去何十年にもわたり「星占い」として、牡羊座、牡牛座という表現が定着しました。
地球を中心として、太陽が見かけ上移動する道=黄道に沿った南北8度の幅を持つ帯を考えます。
(近々イラストを用意しようと思う…!)
この帯は、黄道帯、もしくは獣帯と呼ばれています。
獣帯というのは、動物の名前のついた星座が多いことからきています。
占星術で使う天体は、この帯の範囲内を移動します。
生まれた瞬間に
個々の惑星が黄道上でどの位置にあるかを示したものが
ネイタル(バース)チャート、出生図というわけです。
では、そもそも黄道12宮とはいったい何ぞや?
占星術でいう12宮とは、地球が太陽のまわりをぐるりと回ることで見える、空に描かれる光の道のようなものです。
空に輝くこの帯のような道が、一人一人の心の中にも存在している。占星術は、そういった前提で成り立っています。
黄道12宮には、長い時間をかけて人類が経験してきた、人間の普遍的な心理や行動パターンが、すべて含まれています。
それらを12に分類したものが各サイン(星座)です。
各サインにはそれぞれ特性があります。
10天体を、人生ドラマを織りなす10人のキャストだとすれば
12宮はその個性を表します。
例えば、金星が牡牛座にあると、
金星のエネルギーは牡牛座の色に染まります。
金星は、愛と美を担当するキャストです。
牡牛座を象徴する肌触りや、色彩や、ゆっくり味わうこと、など感覚を満たすことによって、金星が満たされます。
双子座にあるならば、様々な情報を収集すること、乙女座なら理路整然としていること、など
その星座の象徴しているエネルギーの影響を受けるのです。
黄道12宮は、心理学者カール・ユングによると、人間の心の構造や性質を表す象徴として解釈されています。
ユングは、一人一人の心の中には、黄道12宮のすべての星座の特性が含まれていると考えました。
つまり、「牡羊座生まれ」の人でも、牡羊座以外の星座の特性も心のどこかに持っているということです。
というか、全員、12宮の性質は持ち合わせています。
その中で、
強調されているポイントやエレメント、欠けているエレメント
アスペクトといった配置から、
それぞれの望みや課題を読み解いてくのが占星術です。
さて、私も書いていて訳がわからなくなってきております🥹
これからも学びを深めたいと思います…!