都立高校入試 数学 過去問Q&A
Q1: いつから過去問を解き始めればいいですか?
A: できるだけ早く、段階的に取り組むのがおすすめです。特に「大問1」「大問2」「大問3」「大問4の問2(合同の証明の問題)」などは、中学3年生の夏から取り組めます。夏にこれらを仕上げておくと、秋以降の勉強がスムーズになります。ただし、練習の際は本番形式も大事なので、一次試験や分割前期ではなく、二次試験や分割後期(裏・過去問)の過去問を使うと良いです。
Q2: 12月や1月から過去問を始めても間に合いますか?
A: 遅めのスタートでも、すぐに始めれば間に合います。数学が苦手な場合、まず本番形式で過去問を解いてから、難易度の低い問題から仕上げるのがおすすめです。一年ごとに過去問を解くと、難しい問題に時間を取られがちなので、レベル表示がある「表・過去問」や「裏・過去問」を活用しましょう。
Q3: 過去問は何回解けば良いですか?
A: 回数ではなく、どれだけ理解できたか(定着度)で判断します。本番形式で一通り解いた後は、単元ごとに取り組み、各単元の問題が目標時間の半分で解けるようになればクリアとします。例えば、大問1の問1の目標時間が60秒なら、30秒程度で解けるようになれば次に進みます。
Q4: 過去問は何年分解くべきですか?
A: 最低4年分、できれば6年分解きましょう。都立高校の数学は、1年前よりも2年前の出題傾向が似ていることが多いため、4年分でも似た傾向は2年分程度です。ただ、2年分だけに絞るのはリスクが高いため、基本的には複数年分解くことをおすすめします。