高校入試 英語 正答率を分析しよう
過去問を解くときには、正答率を参考にして出題傾向をつかみ、効果的な対策を行います。ここでは都立高校入試の英語の正答率を例に、学習方法を解説します。
大問1(リスニング)>大問3(対話文)>大問2(図表)>大問4(物語文)
この順番で正答率が高いことが分かります。これを踏まえて対策を考えます。
対策ポイント
1. 大問1と大問3は得点源!確実に点を取る
正答率が高い問題は得点源です。ここを落とさないようにしっかり対策を行います。
大問1(リスニング)
リスニングは事前の練習がカギです。聞き取るべきポイント(数字・人物の行動など)を意識して演習します。大問3(対話文)
過去問を分析すると、問1~問5では、多くの問題で、傍線部の「前後」をしっかり読むことで答えにたどり着けることがわかります。練習では、傍線部の意味が文脈でどうつながっているかを意識します。
2. 大問2と大問4は苦手克服がカギ!
正答率が低い問題は、対策をしっかり行えば、他の受験生に差をつけられるポイントです。
大問2(図表)
図表問題では、問3(2)の英作文が重要です。配点が12点と高いため、簡単な英語で自分の意見を書く練習を繰り返します。
例)「伝えたいこと+その理由+将来への期待」の形で書くとスムーズです。大問4(物語文)
物語文は配点が高い分、得点できると有利です。
特に、順序並べ替え問題(問2)は、物語の流れをイメージしながら解きます。練習では、段落ごとの役割(導入・問題・解決・結末)を把握することが大切です。
過去問の復習方法
過去問を解いたら、以下を意識して復習します。
正答率が高い問題(大問1・大問3)でミスをなくす
「どうして間違えたか」を考え、ミスの原因をつぶします。正答率が低い問題(大問2・大問4)は重点的に復習する
配点が高い箇所を特に強化することで、効率よく得点アップが狙えます。解き方を確認する
問題を解くとき、どの情報を使えば正答にたどり着けたかをチェックします。特に、傍線部や図表、物語の文脈を意識することが重要です。
まとめ
正答率をもとに得意分野を伸ばし、苦手分野を克服することで効率的に得点力を高められます。過去問を活用しながら、自分の弱点を把握して対策を進めましょう!