中学歴史 第1回 時代の名前を覚えよう!

時代ごとの特徴をざっくり覚えるだけでも、歴史がぐっと楽しくなる!
まずは時代の名前をスムーズに言えるようにしよう!

*縄文時代* 狩猟・採集の生活
 国や政治体制といったものは存在せず、小さな集団が共同で狩猟・採集などを行い生活していた。

*弥生時代* 稲作の開始
 農耕が始まり、地域ごとに力を持つ首長が現れ、これらの首長たちが互いに連合を組むようになった。

*古墳時代* 大和政権の台頭
 大和政権が現れ、地域の豪族を支配下に置きながら中央集権的な政治を展開し、大規模な古墳が築かれた。

*飛鳥時代* 天皇中心の政治
 聖徳太子が「冠位十二階」や「十七条の憲法」を定めて、天皇中心の政治の基礎を作った。

*奈良時代* 仏教による繁栄
 国家として仏教を取り入れ、東大寺などの大仏が建てられた。

*平安時代* 貴族の政治
 天皇よりも実際の政治を行う貴族たちが力を持ち、文化が花開いた。

*鎌倉時代* 武士の政治
 源頼朝によって開かれた幕府によって、武士が政治の中心となった。

*室町時代* 分裂と統一の試み
 足利将軍家による統一の試みにより、分裂と統一の間で揺れ動いた。

*安土桃山時代* 天下統一への歩み
 織田信長、豊臣秀吉によって日本は、ほぼ統一された。

*江戸時代* 幕藩体制
 徳川家康により幕府が開かれ、260年以上にわたる平和な時代が続いた。外国との接触を制限する鎖国政策が行われた。

*明治時代* 近代国家の形成
 日本が西洋の制度を積極的に取り入れ、大日本帝国憲法が制定され、天皇を中心とした近代国家へと変わった。

*大正時代* 民主主義の芽生え
 議会政治が発展し、民主主義の考え方が広がり始めた。

次の「第2回」では、時代の特徴をもっと詳しく見ていくよ。

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