都立高校入試数学で安定した得点を取るコツとは?基本パターンの習得がカギ!
都立高校(共通問題)を受験するみなさんへ
今回は、都立高校入試の数学において、初見の問題にも対応できる学び方についてお話しします。
安定して点を取れる人の特徴
安定して得点できる人は、こんな考え方をしています。 「この問題はこのパターンだな。だから、この知識とこの知識を組み合わせて解こう!」という具合です。
得点が安定しない人の特徴
一方、点が安定しない人は、こんな考え方をしています。 「この問題にはこの解き方を使えばいいんだ」と、解き方そのものを覚えている人です。
後者の方法は、確かに早く解けることもありますが、覚えることが増えて、初めて見る問題には対応しにくくなります。
都立高校の入試問題は、毎年出題形式は似ていますが、求められる解き方は少しずつ異なります。だからこそ、最初に「基本のパターン」をしっかり身につけることをおすすめします。そして、塾などで習う「解き方」を覚えていくと良いでしょう。
用語の説明
解き方:問題を解くための具体的な方法
基本のパターン:問題を解くときの考え方のルール
例として「作図」を考えてみましょう
作図の問題では「垂線」「垂直二等分線」「角の二等分線」といった技法を使います。でも、これらを間違えることも多いですよね。なぜかというと、これらの技法がどのような場面で使えるか、基本の考え方が理解できていないからです。
技法と基本のパターンの対応
垂線 … 点と直線の関係を表すとき
垂直二等分線 … 点と点の関係を表すとき
角の二等分線 … 直線と直線の関係を表すとき
これらの関係を理解していると、問題の条件に合った技法を選ぶことができ、作図も得意になりますよ!
「表・過去問」や「裏・過去問」には、都立高校の入試問題の考え方(基本のパターン)が数多く盛り込まれています。
基本のパターンが整理できていない人におすすめします。
「表・過去問」は、第一次募集・前期募集の過去問です。
「裏・過去問」は、第二次募集・後期募集の過去問です。
いずれも、Amazonから購入できます。
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