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花様年華BUオタクが行く【ハイブインサイト】他

花様BUオタクがMV聖地を巡礼した記事は前に書きましたが、渡韓の最大の目的であったハイブインサイトについてなんにも書いてなかった!と思い、今回そのときの記録をここに残しておきます。

ちょっとだけお気持ち表明。
インサイトに展示してあるBUマップがど〜〜しても見たい!でもまだ世界はパンデミック……と躊躇していたらあっというまに年末。
2022年は振り返るといろんなことがあって、実はこのころモチベが下がりまくってしまい降りようと静かに心が決まっていた(推しでなく自分に起因した理由)。

そんなときにしゅちたを見た。これで見納めか〜って気持ちで見たのをいまも覚えてる。

そしてナムギの会話がわたしの運命を変えた

この言葉はオタクの心に火を付け、ライブ遠征でLAまで行くことにもなる。

そして奇しくもこの時ハイブインサイトが2023年1月15日に休館することを知る。

本当にたまたまだったが、1月11.12日に2連休をとっていた。そうだ、花様年華をはじめたからには、ちゃんと卒論を書かないと!最後までいかないと!

そのためにやれることは全部やる。
インサイトでBUマップをこの目で見ないと絶対に終われない!
すぐさま航空券を手配し、インサイトの予約をしたのだった。

1月の韓国は極寒なので、できる限り屋内を楽しもうとインサイトと美術館に行くことだけを目的に、3年半ぶりに海外へ旅立った。

上空から"あの海"を見る

少しずつ陸が近づいてきたとき、「ソンジュに来た!!」という実感がすごかった。
ああ、ここに彼らが住んでいるんだ…と。
入り込みすぎだとおもうが、今回の旅、花様年華に全振りしてしまいました。

金浦空港

空港に到着して、まずはオリジナルの交通機関カードをつくろうと機械を探したけど見当たらず・・・。

仕方なく売店で買うことにした。いっぱい種類があって悩んだけど、見慣れたこの子にした。

なにがどう見慣れてるかって?
アミの皆さまならお気づきですよね。本人も似てると話していたし。

そんなに似てるとは思わないけど無事にチャージもしてハイブのある龍山まで移動!

………のはずがハングルが読めなすぎて乗り換えの駅でしばらく彷徨う笑

しかしここまでは計算済みで、彷徨っても予約時間よりかなり早く龍山に着いた。
天気予報通りとても暖かい日でコートいらないくらいポカポカしてたので、急遽予定になかったノドゥル島へ行くことにした!RUNの撮影地。
ハイブから近いです。

カフェとかライブハウスの複合施設があって、当時より整備されてた。聖地巡りのブログを読みあさってたので、駐車場から川のそばに降りる階段があることを知っていた。

まず思った。
エモすぎる、と。

渡韓前夜に機種変するという荒技をしたんだけど、前のも持っていって片方でMV流して確認しながら撮影できたのは良かった!(急遽すぎて事前に用意した画像とかなかったのだった…。)

韓国来て最初に川とトレカ撮ったのオモロいよなぁ。

ノドゥル島にオタクがひとりもいなかったのがメチャ意外だった。オタクどころか人がいない。
たまに犬の散歩してるひとが通るくらい。

のどかだな〜てぼんやりしてたら、突然ワ〜!って声がして何かと思ったら男子3人がこっちに向かって走ってきた。
ただのランニング?みたいだったけど、一瞬ほんとにあのMVの子たちが走ってきたかと思って心臓がばくばくした(やっぱり入り込みすぎ)

いよいよハイブインサイトへ!!

ここが……会社……

受付でまずフォトチケットを受け取る。せっかくなら推しの顔入りがいいよな〜ってウキウキで予約したものの、受け取るときに推しがバレるシステム、隠れオタクにはキチィ(ここに来てる時点でオタクバレだろ)

同じ時間に予約したひとたちはひとつのグループになりスタッフの誘導で一緒に行動する。日本人はわたししかいないぽかった。ひとりで来てるひともいなそうだった。

各エリアは40分ずつで、時間になるとみんなで次のエリアに移動するというシステム。

ラプラの作業室をタッチ画面で細部までくまなく見れたり、彼らの音楽に関わるクリエイティブな展示が興味深かった。ここでしか見られない映像もあり、7人の姿にみんな夢中だ。
ここは撮影禁止なので写真はない。

のんきに展示を見ていると、突然""それ""は現れたのだった!

夢にまで見た巨大なソンジュの地図じゃないか〜!!!

うわ、本当に小道具が貼り付けてある(↓画像参照)、、ライターも手帳もある。ポラロイドもある。
MVのシーンはここ、彼の家はここ、ぎっしり付箋が貼られてる。ウワァ〜、、、、

まずプルコッ樹木園の看板が大きくて目を引く。これが貼り付けてある時点でこの地図どんだけデカいかわかると思う。

びっしりと付箋とMV場面の写真も貼ってあるので、後ずさりしたって書いてるね笑。


他のひとたちは数秒で素通りするのにわたしはその場から動けなかった。

言葉はわからないけど、たぶん「なにこれ?」「しらない」みたいな会話がよく聞こえた(幻聴)。

スタッフさんにもぜったいへんなやつだと思われてる。

そして残り時間ぜんぶこの地図の前で使い切ることになりました。BUオタクに一片の悔いなし。

さっき見てきたRUNの撮影地も地図に書いてあった。あのへんなんだ〜。彼らの生活圏や遊び場がわかってほんと最高、、、。

となりには蝶が飛び出てくる箱のインスタレーションがあったり、ユング魂の地図やデミアンが展示してあった。これが原点ってすごいなぁ変態天才ビッヒ、、、。

インサイトでとてつもなくヤバかったのはiPadでデミアンが読める(指でページめくれる)ように展示してあったこと!!
ところどころ線が引かれていたり、その横に走り書きでNever MindとかYoung forever 、Demon ≒Evelとかメモが書いてあったやつ……この時ばかりは念力で翻訳できないかなと本気で思った。

デミアン出の特殊なオタクなので、こんなに深く読み込んでなおかつ感化されていく過程を見せてもらえて、とても感慨深かった。

その後は、いきなりバーチャル空間みたいなとこに連れてかれて、ハイブの目指すところはこれだ!みたいな映像インスタレーションとかトロフィーとかがどどーーーんて現れたりとか、とにかく圧巻(雑な説明ですみません)。

感動したのはEuphoriaのインスタレーションルーム!!

一面グレーの壁面には歌詞がうっすらとレイアウトされてて、天井からたくさんのお花が咲いていました(ん?!天地が逆?!それって)

撮りまくったよね

エンドレスでEuphoriaが流れてる至福の空間。(本当は匂いがあって嗅覚でもたのしめる空間だったらしい……マスク着用でわからず…)

ここにいたのほぼグクペンぽかった。
フォトチケと一緒に撮り始めるひとがいて、自然とお互いを撮り合ったりして微笑ましかった。

わたしはこんなとこで隠れオタクが発動して(なんでw)他のグクペンのジャマにならないように[ただ歌詞の写真を撮る人]に徹してた。

いつのまにかわたしだけになって、壁面の歌詞の文字を何度も何度も目で追いながら、読める、読めるぞ、、って天から降り注ぐ推しの歌声に浸りつつ、ひとり多幸感でいっぱいになっていた。


こんなしあわせな空間がこの世に存在するのか…と思ったそのときだった。

突然ビーッビーッと耳をつんざくような警報音が鳴り響いた。

スタッフさんがすっとんできて部屋から出るように言われる。

なにが起きたかわからないまま足早に残りの展示室を通り過ぎてると、火災報知器の"FIRE"が点滅してるのが見えた。

火事?!???!

まだ見てない展示の横をそそくさと通り抜け、ミュージアムショップの一角に集められた。ここで待つようにいわれる。

張り詰めた空気のなか、スタッフさんがインカムであわただしく何かやりとりしてる。

ここって地下だし、ほんとに火事なら早く外に避難しないとだめじゃない??
ここでしんじゃったら最後に見た景色がEuphoriaだったなんて、オタクの人生あまりにもできすぎてない??!?

そのときショップのBGMがThe Astronautsに変わって涙が出そうなくらい安心した、、。
ジンくんの声の成分には「大丈夫だよ」が含まれてるとおもう。ちらほら口ずさんでるアミもいた。

結局、火災報知器の誤作動だったようで、ほどなくしてさっきまで見てた展示室まで戻された。鑑賞時間も10分延長してくれた。

もう一度Euphoriaルームに足を踏み入れたときの「生きて戻ってきた」感といったら…笑
どこまで花様年華オタクのツボをつくんだよ。

マイドロの衣装展示や、パネル展示、メンバーがつくったbutterのデコジャケットの実物とかおもしろかった。

そこに""いる""実感を持てるからすごい

歴代のアルバムがデーンと飾ってあるのもよかった。

余韻に浸りつつ外に出ると、空が赤くそまっていて、思わずまた漢江まで歩いてみた。

すごいきれいな夕焼けが広がっていた。

すっかり日も暮れて、駅に向かう途中、来る時気づかなかったけどハイブ前のバス停にジンくんの広告がありました。

かわいすぎ

すでに盛りだくさんでオタクのライフはゼロだったので、一度ホテルにチェックインしてから予定を立てようと、ハイブ近くのコンビニで夕飯を買った。
コールドブリュー、日本で一度も買ったことないのに思わず買ってもうた。
これが韓国で初めて食べた夕飯です、ご査収ください(ちなみにお昼は機内食)。

このキンパめっちゃおいしかった
推しを彷彿とさせたという理由でジャケ買いした菓子パン(これもふつ〜においしかった)


じつはホテルに向かおうとしたとき、ちょっとしたアクシデントが起きてました。

地下鉄に乗ろうと改札に交通カードをタッチするとエラーが出て通れなくて(調べるとたまに起きてしまうらしい……正常に読み取れてないとかなんとか)、無人の改札だったからどうやって駅員さんを呼べばいいのかわからず、駅員さんがいるターミナル駅まで歩く。

なんとか言葉が通じてそのまま改札に通してくれたんだけど、この駅じゃなくて地下鉄の駅のほうに乗りたかったんだよな〜と思いつつ、説明もできないのでしかたなくこの駅からホテルに行く路線図をしらべてたら、梨泰院が近いことが判明。

ホテルに向かうのをやめて、ハイライトリール聖地(横断歩道と階段とアーケード)に行き先を変更したのでした。

MV見ながら撮ったものは前回のnoteにのせてるので、アザーカットたちをのせちゃお。

ほんとにふつーの道です笑。

あのとき交通カードにエラーが出なかったら来なかったであろう聖地。
しかも1泊だったので夜に来れたのはこの日しかチャンスがなかった。ほんとはもっと深夜に来れたら雰囲気近かったけど……

こういう偶然が起きるから行き当たりばったりの旅っておもしろい(水曜どうでしょうの大ファン)。

今回の旅、具体的にどこ行くかはインサイト以外まったく決めてなくて、翌日のプランもホテルで考えたのでした。
あやさんとも夜にDMでお話しして、ほかの聖地の行き方教えてもらったりしました笑。

前回のnoteには詳しく書きませんでしたが、翌日はグラフィックリリックスの作家さんの展覧会観に行ったり

見て〜赤い灯台と海〜(と写り込むオタク)

あとはDEAR CLASS OF 2020の撮影地、国立中央博物館行ったりしてました。
実はここも混んでて、時間の関係(聖地を優先しすぎ)で中には入ってません!!
中もバンタンの聖地なのにね!花様年華に全振りとはこういう意味です!!

凍ってるけど2日目も寒くなかった

美術館の敷地内にコンビニがあったのでここでお昼ご飯を買いました。
飲み物どれにしようかな、と迷っていたら頭の中にナムギが降臨。

美術館のベンチでお昼

余談なんですが、ここのコンビニのお兄さんがほんっっとにイケメンで、帰国してからもずっと忘れられなかった。
恋?

そしてこのあとEuphoriaの聖地にも果敢に挑むんだけど辿り着けなかった。失敗を繰り返しながら、タイムリープ旅は続くことでしょう。

ハイブインサイトに行けたことで、推しのことをますます好きになったのはもちろん、花様年華の熱が高まりBUの卒論が手につかず、2023年も留年が決定したのでした。

おまけ

交通機関カードとインサイトのチケットがサイズも厚みもまったく一緒で、間違えそうだな〜と思ってたら案の定、改札で推しの顔をかざしていた。恥ずかしかった〜!
龍山の改札通れなかったのはこのせい?(???)

概念のヤンコチ

聖地めぐりした前回のnoteはこちら

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