経済学部出身者でも建築設備士になれるか?→なれる

大事だと思ったことを3つ(+ひとつ)、備忘録的に書いておきます。

私は30代半ばを超えたしがない設備設計者。最近建築設備士の資格を取りました。

そんな私ですが、実は建築とは縁遠い暮らしをしていたのです。

大学は経済学部
30歳前までは建築とは関係のない仕事をしていました。

30を前にして転職、設備系の会社に入って、施工管理の仕事をはじめました。
そこから書くのが面倒になってきたので箇条書きにしますが、

•2年後くらいに2級管工事施工管理技士を取り
•その2年後に1級管工事施工管理技士 一次検定を受けて
•その翌年1級管工事施工管理技士の二次検定に合格
•その足で建築設備士を受験して、合格

こんな流れです。
管工事施工管理技士は、旧受験資格(大卒+実務経験)で受けました。経済学部は当然指定学科ではないです。悲しい。

そんなわけで建築設備士試験に合格できたわけですが、その中で大事だと思ったことを書いておきます。

その1
1級管工事施工管理技士を旧受験資格で受けるなら、二次検定まで1年で駆け抜ける。
1級管工事取れたら、その足で建築設備士にチャレンジする。

→1年期間が空くと、忘れます。全て。
なお一番忘れるのは、自分の専門分野外の知識
ではなく、勉強のリズムです。

 1管工事を新受験資格で受ける人は、諦めて勉強し直してください。できる限り早く一次検定に早く合格しておくのがポイント。合格後からの実務経験を要求されるので。

ちなみに、建築設備士受験申込期間の開始時点では、管工事の証書までは手元にないと思いますが、その旨申し出れば大丈夫でした。

その2
施工管理技士の二次検定前には一度は講習を受けてみる。2回目以降はなくて大丈夫。

→私の場合は2級を受ける時に一度受けましたが、1級の時はもう受けなくても大丈夫だと判断しました。

その3
建築設備士は設計製図の情報が限られているため、コミュニティに所属しておくとよい

→私の場合は、おしゃもじさんの、
おしゃもじの建築設備士チャンネル
に課金して、YouTubeをみつつ、メンバーによるDiscordチャンネルに参加しました。
これなかったら厳しかったと思います。

あと最後に、
あなたはせっかちな人ですか?そうであれば、
施工管理技士の試験から建築設備士の試験を受ける時にひとつだけ、注意があります。

試験問題の公表
施工管理技士は試験後すぐですよね?
一次検定のとき、早めに退出しても、翌日くらいには問題出てるから、回答を何となく覚えていて自己採点できますよね?

建築設備士は合格発表の日まで公表されません。試験最後まで受けて、問題持ち帰らないと自己採点できない(まさか全ての回答番号を順番に暗記して帰ったりしませんよね?)
という悪夢がおきます(おきました)

私の場合は優しい人から、問題を共有してもらって何とかなりましたがそうでなければ合格していそうなのかそうでないのか定かでないまま製図試験の勉強をするハメになります。

そんな感じですかね。
経済学部でも受かりますよ。
特に施工管理技士の受験資格が年齢だけになりますから、これからはいよいよ学部関係ないです。
実務にしても、空調、衛生、電気全てをバチバチに実務でしている人、少ないですから。
安心して勉強しましょう。

勉強方法?
みなさんが公開されているので、好きなものを選ぶとよいです。
資格学校に課金できるなら、してもよいと思います。ただ、しなくても何とかなります。


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