広報担当必見!SNS採用の企画テンプレ
こんにちは、hiroki katoです。現在は人事として採用や広報をしたり、SNS採用チームの責任者としてショート動画を作ったり、個人ではSNS運用代行やSNSコンサルティングをしたりしています。
「𝕏 (旧Twitter) 採用って何から始めればいいの?」「ショート動画の企画、撮影、編集のやり方がわからない」というお悩みを抱えている方がいましたら、無料相談承ります。お気軽にご連絡ください。
入社前に知りたいことリスト
今回は広報担当者向けにSNS採用で使える企画テンプレを用意してみました。𝕏 (旧Twitter) やLinkedin、note、wantedly、YouTubeなど、様々なSNSやプラットフォームでご活用いただけます。
ターゲットを新卒の方に絞り、知りたいことを列挙してみました。下記に沿って企画や構成を考えていけば、候補者のモチベーションや満足度が上がり、認知から応募まで繋げやすいはず。
年単位でスケジュールを組み、その場しのぎの投稿ではなく、計画的に母集団を形成していきましょう。データや分析は週・月・年で計画を立てるからこそ、効果を飛躍的に高められるのです。
SNS採用の企画テンプレ30選
1. 仕事の内容
1日のスケジュールは優先順位を上げて、動画で投稿できるといいと思います。テキストより映像のほうがイメージがわきやすいですし、1日の流れがわかると候補者も安心できます。
カジュアルな面談や見学対応の説明だけでは、前提条件の違いや言葉の受け取り方によってミスマッチが起こる可能性があります。視覚的に捉えることで、ミスマッチの確率を減らせると考えています。
2. 職場の雰囲気
職場の雰囲気は実際に体験や見学に来ていただくのが一番伝わりやすいと思いますが、温度感が高くない初期で行動をしてもらうのはなかなかハードルが高いです。
そんなときにメンバー同士が笑顔であったり、楽しげな様子が写真であったりすると良いでしょう。テキストで伝えるより、1枚の素敵な写真(作り込みすぎない)のほうが信用・信頼しやすいと思います。
3. キャリアパス
キャリアパスに関しては、テキストがおすすめです。写真や動画では伝えづらいものがありますし、落ち着いたテキストのほうがしっかりとキャリアパスを示すことができます。
無料で気軽にできるかつユーザーが多い𝕏 (旧Twitter) に始まり、余裕があるなら、FacebookやLinkedin、noteなどでも、発信をしておけるといいと思います。
4. 成長・スキルアップ
成長やスキルアップについては、競合他社を見ながらテーマを決め、優先順位をつけることをおすすめします。例えば、お堅い業界で副業が禁止されている企業が多いのであれば、積極的に副業OKをアピールするなど。
研修制度がまだ整っていなかったり、資格取得支援制度が一般的でなかったり、競合と差別化を意識しながら、自社の強みをSNSで発信していけるといいと思います。
5. 入社の決め手
入社の決め手は、王道中の王道。きつかったことや苦しかったことをヒアリングしつつ、どう乗り越えたのかや今どうなっているのかといったポジティブで締めくくるのがポイントです。
感情の起伏を表現しつつ、社内メンバーの一人ひとりにファンを作るイメージでやれるといいでしょう。大衆に刺すのではなく、1コンテンツで1人に刺すイメージがおすすめです。
6. 働きやすさ
自社のスタッフにインタビューを行いがら、自社の強みを理解することをオススメします。自分が思ってもいなかったことや、想像を超えた考え方や価値観のもと意思決定をしている方もいます。
また、有給休暇(半年後に10日付与)や年間休日(120日)などの一般的な数字のアピールは逆効果です。「アピールポイントが少ないのかな」と想像されやすいです。控えたほうがよいでしょう。
7. 福利厚生
コロナの影響でリモートワークが当たり前になった今、様々な福利厚生制度が生まれています。他にない福利厚生であったり、候補者目線で喜んでいるものは積極的にPRしていくべきです。
実際に利用しているスタッフの声であったり、その関係者にまでインタビューの幅を広げることで、より信用・信頼を獲得できます。第三者の声をPRしていくことはとても大切です。
8. 企業文化
ミッションやビジョンは非常に重要だと考えています。なぜなら、どこの企業もそれほど待遇に差がなっているからです。となると、重要なのはどういう想いで事業や経営に取り組み、どんなメンバーが揃っているかが重要になります。
似た考え方や価値観を持っている人が集まるので、会話や仕事がしやすいですし、人間関係で悩みづらくなります。企業文化は唯一無二。企業文化に共感できるか、を重要視している方は非常に多いです。
9. チャレンジとやりがい
最近の若い方は仕事のやりがいであったり、達成感の優先順位は落としているのかなと思います。ただ、一定のお給与をもらいながらもやりがいを感じられたり、達成感が得られるなら絶対にそっちのほうがいいはず。
ポイントは熱苦しく書きすぎないこと。一定数、毛嫌いしてしまう層がいるためです。スクリーニング目的であれば問題ないですが、事実と主観を明確に分けてPRするのが大切でしょう。
10. 入社後のサポート
SNSを運用する会社は比較的若い会社が多いと思っており、ゼロイチを楽しめる人材を確保するのが重要ですが、同時にある程度完成された仕組みの中で活躍する人材も集めなければなりません。
こういったターゲットに対しては、入社後のサポートであったり、新卒への研修サポートがあるかどうかは応募確率に大きく寄与します。1つでいいので、候補者を安心させてあげるコンテンツを作成することをオススメします。
まとめ
ここまで、SNS採用の企画をまとめてみました。「企画のストックが増えた」「こんな感じで広げていけばいいんだ」と感じてくださっている方がいれば、嬉しいなと思います。
これからの時代、どの企業もSNSを使った認知拡大・採用は必要になります。すぐに結果が出るものではないですし、片手間でやれるほど簡単なものではありませんが、私と一緒にもがいていきましょう。