「#マンガ感想文」ネタバレなし マンガ「土竜の唄」の魅力を伝えるぞ
どっちに曲がるか分からないジェットコースター。
ホント最高!
エンタメ度ではもしかして日本一かもしれません。
圧倒されるのがテンポの良さ。
ここまで次から次へとクライマックスがくるマンガは世界中の物語を見渡してもなかなかお目にかかれないでしょう。
登場キャラのめちゃくちゃ具合は想像を絶するものばかり。
左斜め上の更に右斜め下を行く展開。
全く予想外の連続ながらもどこかコミカルで思わず吹き出してしまうことうけあいで、非の打ち所がないエンタメとはこのこと。
ずっとカオス。
ずっと漢気。
ずっとエロ。
ずっと下品。
ずっとコミカルで、ずっと痛いし、ずっとタマタマ。
何回読んでも笑えるのが凄い。
何度も読み返ししたくなるマンガの凄み。
感じます。
ヤクザもので読者を笑わせ続けられることの凄さ!新しさ!
ジャンル的にはハード「ポ」イルドなのです!
笑わせれば勝ちなのです。
現実世界でも大抵はそうなのです。
笑わせれば勝ちなのです。
絵柄も線がどこかイビツで、綺麗とは言えないのですが、それがまた世界観と相まって、最高の相乗効果を発揮しています。
笑いを誘う線なのです。
ヤクザものだからと敬遠してる人が、もしいるのなら勿体ない。
エンタメの全要素をこれでもか!これでもか!と叩き込んでくる高橋のぼる先生にただただ脱帽。
ヤクザは面白くなくちゃならねぇ。
とは登場キャラクターの台詞ですが、まさにそんなマンガである。
どいつもこいつもクソ野郎の面白キャラばかり。
ずっと乗り続けられるジェットコースター。
そんな体験がこの超絶エンタメマンガには詰まっています。
そしてどんな時でもポジティブな主人公は読者がいかなる精神状態でも楽しませてくれるのです。
来たれ!狂気と笑いの渦へ!
兎にも角にも「土竜の唄」激賞に値するマンガである。