婚姻数低下、少子化対策としてのアダルトビデオAV禁止法施行の必要性

 婚姻数低下、少子化が止まらない。2024年1〜6月期において出生数は、前年同期比△5.7%の減少率で、35万人である。このペースで行けば、2024年70万人割れ、2025年66万人、2026年62万人、、、となる。私自身、減少率は益々ペースアップしていき、直ぐに日本人の人口は半減するものと想像している。私自身、後述する理由によって、無理して、そんなに好きでもない女性と結婚までする必要はないのではないか、と感じているからである。私と同じような考えを持つ男性は少なくないものと想像する。
 少子化の原因について、東京一極集中、女性の高学歴化、女性の社会進出、派遣社員など男性の低収入化、理想の上昇、が挙げられているが、最も大事な視点が抜け落ちているものと考える。貞操観念である。性に関する議論を避け続けた日本の成れの果てが婚姻数低下と少子化の根本原因であると想像しているが、政府、既存メディアは全く取り上げない。どうせ、政府、メディア、芸能界のルーツが性的人身売買業である、という事実を追求されたくないからであろう。
 日本人の貞操観念の劣化は著しい。まるで旧約聖書におけるノアの方舟を彷彿とさせられる。性的に堕落した人々が洪水によって滅ぼされるというストーリーである。日本では、遊郭という檻を作ることで、純潔な女性と売春婦を明確に区別していた。これによって過去かろうじで貞操観念が維持され、婚姻制度が維持されていた。しかし、遊郭という檻が破壊されて、性的に乱れた価値観が世に放たれた。現在の若年層は、ネット普及に伴い、容易に乱れた表現のアダルトビデオAVにアクセスできるようになり、遊郭の乱れた価値観が日本人のコモンセンスであると洗脳されている。私の周りでもセフレ、ヤリ捨てという話を何度か聞いた。ヤリ捨てされた女性は頭の中お花畑であり結婚式でバージンロードを歩いて幸せな結婚生活を夢見ているといった認知の歪み具合である。18禁のコンテンツには18歳以下をアクセスさせないように配慮されているが、その対策は非常に甘く、「18歳以下ですか?」という表示が出れば、「はい」とクリックするだけでアダルトビデオ配信サイトに入れるのだ。レンタルビデオ屋でも18禁ゾーンには暖簾が掲げられているだけで、18歳以下が入っても何ら咎められることはないだろう。このように若年層はアクセス容易なアダルトビデオAVから知識を仕入れて多数の同級生にその価値観を布教している。結果、若者の性が乱れている。
 これまでは、純潔を気にしないのは遊女、売春婦のみであったが、現在あらゆる階層に純潔を軽視する女性が増えつつある。簡単に同棲して気に入らないならば破局する、という操作を頻繁に行う女性も存在する。大変認知が歪んでいる。男性側からすれば、純潔を捨てたような女性と積極的に結婚しようと思うことは稀であると思う。よっぽど美人か、一緒にいて楽しいか、子どもが欲しいだけか、男側に経済的利益をもたらす、ということでなければ、結婚を思いとどまるだろう。残念ながらギャンブル依存症の私の兄がマッチングアプリで出会った女性と結婚したのも、ご祝儀目当てだったのだろうと邪推している。私の親族は結婚祝いとしてポンポンと大金を渡すことが予想できたから。嫌な世の中。純潔を軽視する現象は、長い目でみれば異常事態であり、保守系が大事にするであろう伝統的な婚姻制度の危機となっている。
 純潔軽視による伝統的な婚姻制度の崩壊が迫りつつある。このような社会になった根本原因は、遊郭から放たれた乱れた性の価値観が世にばら撒かれたことにある。アダルトビデオAVが誰でも容易にアクセスできる世の中になっていること、もっと言うと、アダルトビデオAVが存在していることにある。
 以上のように、婚姻数低下、少子化対策として、アダルトビデオAV禁止法施行が必要だと考える。まあ、性的人身売買業者とツーカーな関係性の自民党など保守政党には無理なお話であると思うが。

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