機密費は何に使われている??慰安婦集めに違いない!!

 この業者がニニ人の慰安婦を集めるために支払った金額は、一人あたり三〇〇円から一〇〇〇円というから、平均五〇〇円とすると総額一万一〇〇〇円という巨額なものであった。しかし、この業者は、ソウルで経営していた料理屋が不振となったので、経営を義理の姉(または妹)にまかせて、ビルマにいく決心をしたという状況であった。一体、この巨額な資金をどう工面したのだろうか。自力で準備できたとは思えない。軍慰安所経営は朝鮮軍司令部の斡旋であったとのべているから、軍から相当の機密費が支払われたのかも知れない。しかも、出発にあたり、朝鮮軍司令部は「輸送、食料の支給、医療など、彼が必要とするかもしれないすべての援助をさしのべるよう」要請する、陸軍の各部隊宛ての書面を彼に渡したという(『資料集』100)。朝鮮軍はこの業者に対して、まさに全面的な支援をしていた。

従軍慰安婦、吉見義明、P100

 現代においても官房機密費は使途を公開する必要はない。機密費は何に使われたのか、国民の知る所ではない。そんな機密費が過去、慰安婦集めに使われていた可能性があるのだ。けしからないことではありませんか。
 現代においても慰安婦集めに使われている可能性がゼロではないということだ。機密費でソープランド通いしている政治家が居る可能性すらあるのだ。けしからんっ!

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