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タイトル未定の140字連載小説

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タイトルの通りです。140字連載小説にチャレンジしていますので、それらのつぶやき記事をまとめております。
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#第41話

それでも僕は忘れていたことでも何でも思い出せる状態になってみて、自分が自分であるために、自分の記憶というものがとても重要な役割を占めていると実感した。もし完全に記憶のない生命体になったら、言葉すら失い、きっと世界が消失してしまうだろう。生命体とはいっても、死んでいるようなものだ。